「mouse X5-B」のサイズはW356×D233×H17.9mm、重量は約1.40kg。マウスコンピューターの従来のスリムノートPC「m-Book B509Hシリーズ」と比較すると、厚さは約20.8mmから約17.9mmへ、重量は約1.60kgから約1.40kgへと薄型化、軽量化されていることになる。
バッテリー容量はスペック表に記載されていないが、前述の通り、バッテリー容量をチェックする「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、設計容量、フル充電容量ともに91,245mWhと表示された。
バッテリー駆動時間は公称約15.4時間とされているが(JEITA測定法2.0)、今回実際にバッテリーベンチマーク「BBench」を用いてディスプレイ輝度40%でバッテリー残量5%までの動作時間を実測したところ、16時間3分41秒という公称値を超える結果が出た(「バッテリー節約機能がオンのときは画面の明るさを下げる」は無効に設定)。「mouse X5-B」は半日以上充電せずに利用できるだけのモバイル性能を備えているといえる。
HDMI端子は4K出力対応、省略されがちなLAN端子も装備
インタフェースは、USB Type-C 3.0(右側面×1)、USB Type-A 3.0(左側面×1、右側面×1)、USB 2.0(左側面×1)、HDMI(右側面×1)、microSDメモリカードリーダー(左側面×1)、ヘッドセット端子(左側面×1)、ギガビット(10/100/1000)LAN端子(左側面×1)と有線LAN端子(左側面)、豊富に用意されている。USB Type-C 3.0は充電や映像出力には非対応。とはいえ、HDMI端子は4K出力に対応しているので、4Kディスプレイを接続すれば大きな作業領域を確保できる。
最近の薄型ノートPCでは省略されがちだが、ギガビット(10/100/1000)LAN端子が本体に備えられており、さらに最大1.73Gbpsに対応するIEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN機能も内蔵している。セキュリティポリシーから無線LANの利用が制限されるオフィスなどで、有線LAN端子は重宝するはずだ。