Bluetoothスピーカーとは
スマートフォンなどの音楽プレイヤーと無線通信技術のひとつ「Bluetooth」で接続し、 ケーブルなしで音を伝送して再生できるスピーカーのこと

Bluetoothスピーカーのほとんどは本体にバッテリーを搭載しており、事前に充電しておけば、コンセントがない屋外でも利用できる。さらにスピーカーから離れた場所でも、手元にスマホなどの音源があれば、再生や一時停止などの操作を行える。キャンプやバーベキューなどでスマホに保存した音楽を手軽に楽しむにはもってこいの機器だ。

今回紹介する「Blast Speaker BS70」および「Blast Speaker BS71」は、PC・スマホの周辺機器で知られるグローバル企業、シリコンパワーの製品だ。 昨年から意欲的な音響機器を相次いで発表して国内外の音楽ファンから注目を集めている同社が、満を持して投入したBluetoothスピーカーだ。

  • PC周辺機器で知られるシリコンパワーの意欲的なBluetoothスピーカー「Blast Speaker BS70」と「Blast Speaker BS71」

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持ち運びに便利なコンパクトなボディ

「Blast Speaker BS70」「Blast Speaker BS71」ともに、基本的にできることは同じ。

異なるのは本体のデザインとスピーカーユニットの構成、バッテリー駆動時間など。 本体はどちらも黒を基調にした重厚なデザインで、「Blast Speaker BS70」は左右が丸みを帯びたカプセル状、「Blast Speaker BS71」は円形になっている。

  • 「Blast Speaker BS70」の本体前面。シリコンパワーのロゴがあしらわれたスピーカーグリルが印象的

  • 「Blast Speaker BS70」のラバーで覆われた側面。操作ボタンは上面に配置されている

  • 「Blast Speaker BS71」の本体前面。円形のデザインがかっこかわいい

  • 「Blast Speaker BS71」は、側面と背面がラバーで覆われている。操作ボタンは側面の4箇所に分散して配置されている

スピーカーグリル以外の部分はラバーに覆われており、手に持ったときに滑りにくいだけでなく、落としたときの衝撃にも強い。
ラバー部分に操作ボタンが配置されており、押し込むことで音楽の再生や一時停止などの制御が行えるようになっている。

操作ボタンは全部で4種類。「Blast Speaker BS70」は本体上面に集中し、「Blast Speaker BS71」は本体側面に配置されている。いずれもボタンの間に隙間などはなく、濡れた状態で操作しても本体内に浸水する心配はない。

  • ボタンは押し込むとカチッとした感触がある

本体サイズ
「Blast Speaker BS70」180×68×55mm 重量:約350g
「Blast Speaker BS71」93×93×52m 重量:約240g

片手でも難なく持ち運べる大きさ。
どちらもストラップ用の穴が設けられており、
紐やカラビナを取り付ければより携帯性はアップする。

このほか両製品とも、本体左側面に充電端子を兼ねたオーディオ端子が搭載されている。また「Blast Speaker BS71」のほうは背面に三脚穴が用意されており、付属の自転車用ホルダーや吸盤付きホルダーを取り付けることも可能だ。

  • 本体左側面に充電端子を兼ねたオーディオ端子が搭載されている

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    「Blast Speaker BS71」は背面に三脚穴が用意されている

  • 「Blast Speaker BS71」を付属の自転車用ホルダーに取り付けたところ

  • 「Blast Speaker BS71」を付属の吸盤付きホルダーに取り付けたところ

  • 「Blast Speaker BS71」に付属のストラップを取り付けたところ
    カラビナでバッグに取り付ければ、移動しながら大音量で音楽を楽しむことも可能だ

  • 「Blast Speaker BS70」に付属のストラップを取り付けたところ
    移動に便利なアイテムだ

  • 「Blast Speaker BS71」にカラビナを取り付けたところ
    ストラップ部分を外してカラビナを直接つけることもできる

IPX8準拠の防水性能を搭載


IPX8とは
IPXとは、電子機器の防水性能を表す指標のこと。「Blast Speaker BS70」と「Blast Speaker BS71」は、そのなかでももっともレベルの高いIPX8に準拠しており、継続的に水没しても内部に浸水することがない。水場でも安心して使用可能だ

「Blast Speaker BS70」「Blast Speaker BS71」は、いずれもIPX8準拠の防水性能を搭載。これは水没しても内部に浸水しないことを示しており、海や川、湖などの水場でも安心して使用することが可能だ。うっかり水中に落としたり、突然の雨に降られたりしても、故障する心配がないのは嬉しいポイントだ。アウトドアにはピッタリの製品だといえる。

  • 汚れることを気にせずに使用できるのは大きなメリット

水に強いということは、汚れても丸洗いできるということでもある。そのため地面や岩の上などに気軽に置いて使用できる。土や泥がついても、あとから水で洗い流せばすむからだ。

バッテリー駆動時間も十分!

Bluetoothスピーカーの場合、防水性能を確保するため充電端子部分に防水キャップを付けている製品が多い。そうした製品は、充電時にまずキャップを外してからコードを接続する必要があり少々めんどうだ。

「Blast Speaker BS70」と「Blast Speaker BS71」は、いずれも充電端子とオーディオ端子が兼用になっている上、その端子がむき出し状態でも防水性能が保たれているのが大きな特徴。

充電時間は、「Blast Speaker BS70」が約4時間、「Blast Speaker BS71」が約1.5時間、バッテリー駆動時間はそれぞれ約8時間と約5〜6時間となっている。これだけ持てば普段は電池切れを心配することもあまりなさそうだ。

豊富なシリコンパワー製品で不安をゼロに

バーベキューやキャンプなどに持っていってガッツリ使いたい場合は、モバイルバッテリーと併用するのもよい手。シリコンパワーの「C10QC」や「C20QC」なら、通常のUSBポートのほかにUSB Type-Cポートも備えているのでスマホなどのスピーカー以外の機器にも柔軟に対応できる。しかもType-Cポートは消費電力の高い機器に給電できるUSB PD(Power Delivery)に対応しているので、ノートPCなどを充電することも可能。コンパクトな割に容量も大きく、「C10QC」が10000mAh、「C20QC」が20000mAhとたっぷりあるため、泊まりがけで遊びにいく場合なども安心だ。

▶モバイルバッテリーについて詳しく知りたい方はこちら

  • 「Blast Speaker BS70」を充電しているところ。充電中は上面のLEDが赤く点灯する

  • 「last Speaker BS71」を充電しているところ。端子周囲のLEDの色によって充電状況がわかる

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    シリコンパワーのモバイルバッテリー「C10QC」と「C20QC」

  • 「C10QC」で「Blast Speaker BS70」を充電しているところ。コンセントのない屋外でも給電できるので、バーベキューやキャンプなどにはぜひ持って出かけたい

クリアで迫力あるサウンドを楽しめる!

初めて「Blast Speaker BS70」「Blast Speaker BS71」を使う際は、まずスマホ本体のBluetoothをオンにしたあとスピーカーの電源を入れ、Bluetoothの接続先リストからスピーカー名を選べばOK。2回目以降はスピーカーの電源を入れるだけで自動的に再接続してくれるようになる。

小口径ながら、厚みのある低域からクリアな高域まで、しっかり再現されるのが印象的だ。とくに中域から高域にかけての音は密度感や伸びがあり、ボーカルの声がとても聴きやすい。

音の立体感や奥行きはスピーカーユニットを2基搭載した「Blast Speaker BS70」の方が感じられるが、「Blast Speaker BS71」もモノラルとは思えないほど臨場感あふれるサウンドを楽しめる。

さらに「Blast Speaker BS71」には、スピーカーグリルの外周部分にリング状に埋め込まれたLEDが音楽に合わせて赤や青、緑色などさまざまな色で点滅する機能もあり、見ているだけで楽しくなってしまう。

  • 「Blast Speaker BS71」は音楽再生時にLEDがカラフルに点滅する

いずれの製品も、バーベキューやキャンプなどのアウトドアレジャーに持っていけば、場の雰囲気がグッと盛り上がること間違いなし。タフで使い勝手がよく音質も上々なので、普段使いのスピーカーとしてもおすすめできる。シーンを選ばず利用できるBluetoothスピーカーを探している人には、ぜひ注目してみてほしい製品だ。

  • 奥行きがあり臨場感あふれるサウンドが楽しめる「Blast Speaker BS70」

  • コンパクトながら迫力あるサウンドが楽しめる「Blast Speaker BS71」

[PR]提供:シリコンパワー