ではベンチマークを見ていこう。3DMarkの結果から、順当にパワーアップを果たしていることがうかがえる。実際にこの性能なら、現状でどのゲームも快適に動くはずだし、向こう3年、いやセッティングを煮詰めていけば5年は戦えるはずだ。
また、描画性能を測るもうひとつの指針として、前述したディスプレイのリフレッシュレートも計測してみた。利用したタイトルは「Apex legends」で、無料で遊べるバトロワゲーとしては現在最大級の人気を誇っている。ビジュアルも美しく、個性的なキャラクターが戦場をリアルに駆ける姿は感動的だ。
こうしたFPSゲームは60fps以上を目標にすべきといわれているものの、大会を目指すようなプロゲーマー指向のユーザーは、100fps付近をコンスタントに出すことを目標にしよう。
「Apex legends」にもこれを目標とする「解像度適応の目標fps」という項目があるので、これを上手に活用するのもひとつの方法だ。今回は本機の基本的な性能を見るため、あえてデフォルトで垂直同期だけ無効にしてベンチマークを計測してみた。
「Apex legends」プレイ中のfps結果 | |
---|---|
Avg | 99.288 |
Min | 49 |
Max | 145 |
結果、当然のようにアベレージで約100fpsとなっており、常に安定した高速描画が行えていることが証明された。実際のプレイでも画面は非常に滑らか。敵もよく見えるので、高速戦闘でも十分実力を発揮できるはず。
実際にプロゲーマーの中には、このゲームに関してセッティングを控えめにしている選手も多く、リフレッシュレート重視の場合は、少しエフェクト類を下げてやるのも効果的だろう。
ゲーミングノートPCとして高次元でまとまった印象が強い「NEXTGEAR-NOTE i7940SA1」。これだけのスペックと実力を持ちつつ価格は219,800円(税別)と買い得感が強い。
筆者としては、持ち出せるゲームマシンとして最強の称号を与えたいほどの仕上がりで、これさえあれば、どこにいてもすぐに戦場やダンジョンに向かえるので、プレイヤーにとってはたまらないだろう。「NEXTGEAR-NOTE i7940SA1」は、すべてのゲーマーに感動を与えてくれるゲーミングノートPCだ。
また、基本スペックが同じでRTX2060搭載した「NEXTGEAR-NOTE i7930シリーズ」も販売しているので、気になる方はこちらもチェックしてみるとよいだろう。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | NEXTGEAR-NOTE i7940SA1 |
ディスプレイ | 17.3型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080) |
CPU | Intel Core i7-8750H |
メモリ | 8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM |
M.2 SSD | 256GB |
チップセット | モバイル Intel HM370 チップセット |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | NVIDIA Geforce RTX 2070 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN、 Intel Wireless-AC 9560(最大1.73Gbps/802.11 ac/a/b/g/n) |
インタフェース | USB 3.0×3(Type-A 右側面×2、Type-C 背面×1)、 USB 2.0×1(左側面×1) |
サイズ | W395.7×D263×H26.6~32.6mm(折り畳み時) |
重量 | 約2.6kg |
バッテリー駆動時間 | 約5.5時間 |
価格 | 239,800円(税別)~ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2019/4/1(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
※EA社、Respawn社(Apexの開発社)はマウスコンピューターのスポンサーではございません
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