具体的なスペックを見ていこう。CPUは6つの物理コアを持ち、12スレッドで演算力を強化した第8世代Intel Core i7-8750Hを搭載。ゲーミングノートPCにふさわしい高い処理能力を提供する。

グラフィックスにはGeForce GTX 1060を採用。パフォーマンスと消費電力のバランスが良く、長時間のゲームでも安定した実力を発揮し続けることが可能だ。

このCPUとグラフィックス、そして先ほど触れた17.3型フルHDノングレア液晶パネルが、このシリーズの共通仕様となり、あとはメモリやストレージ構成によってモデルが分かれている。実際にレビューした「NEXTGEAR-NOTE i7920BA1」は、メモリが8GB、ストレージにはM.2規格の256GB SSDが採用されている。

  • 電源を投入すると光るバックライト付きキーボード

    電源を投入すると光るバックライト付きキーボード

ちなみにTERU氏の使用モデルは「NEXTGEAR-NOTE i7920GA1」で、メモリが16GB、ストレージはNVMe対応のM.2規格の512GB SSDと1TB HDDに強化されているのが特徴となる。

なお、メモリとストレージ構成についてはBTOで変更することが可能だ。なので、ブロンズモデルを選択し、購入する段階で自分好みにストレージをアレンジするといった購入もできるので、こだわりがあるユーザーは、ぜひBTOメニューを使っていただきたい。

■持ち出せるゲーミングノートPCの最高傑作

実際にいくつかのゲームタイトルを遊んでみると、スペックのバランスの良さに加え、画面の美しさが際立つモデルだということがよくわかる。特に17.3型のパネルはサイズ以上に大きく見え、ゲームプレイがとても快適だ。ナローベゼルという仕様がとても効果的な印象で、これなら長時間のプレイもまったく苦にならない。

TERU氏は、忙しいスケジュールの中でも比較的時間が作りやすい早朝にプレイすることが多い(彼は「朝活」と呼ぶ)というが、多忙を極める中での貴重なひとときを快適にプレイできる仕様だからこそ、彼のお気に入りのゲーミングノートPCになっていることは間違いない。

  • 旅先のホテルでも、この環境でゲームがプレイできるのだからたまらない

    PC画面はFF14のベンチマーク結果だ。こちらは後述にて詳しく解説するが、旅先のホテルでもこの環境でゲームがプレイできるのだからたまらない

また、メカニカルタッチを採用しつつも、適度なキーストロークに抑えられたキーボードも絶妙で、いわゆるデスクトップPC用のストロークが深く作られたものとは、また違う良さを醸し出している。

TERU氏も「NEXTGEAR-NOTEのキーボードはとても気に入ってる」と発言しているが、以前の彼はMacユーザーだったのだという。それを聞いて、なるほど、ほかのノートPCなどから転向してきたユーザーにも、本機のキーボードなら無理なくなじめるという印象がより強くなった。

  • TERU氏もお気に入りのキーボード。ほかのノートPCからの移行でも違和感なく使える仕様だ

    TERU氏もお気に入りのキーボード。ほかのノートPCからの移行でも違和感なく使える仕様だ

そのほか、ベンチマークの結果も掲載しておく。全体的にゲーミングノートPCとして優等生的な結果であり、現在発表されているPCゲームのタイトルのほとんどが標準的な設定で快適に動作することが窺える。とはいえ、良くできたディスプレイと、バランスのいいパフォーマンスを持つモデルなので、筆者的にはひとつのタイトルをじっくりやり込むユーザーにオススメしたい。

ちなみにFF14のベンチマークは「非常に快適」となった。FF14プレイヤーにとっては、この再現力は、長期間使い続けるための必須要項となるだろう。

  • PCMark 10

    PCMark 10

  • 3DMark、Time Spy

    3DMark、Time Spy

  • 3DMark、Fire Strike

    3DMark、Fire Strike

  • 3DMark、Sky Diver

    3DMark、Sky Diver

  • ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

    ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

今回紹介した「NEXTGEAR-NOTE i7920BA1」の基本価格は169,800円(税別)となっている。ストレージ容量の不足をクラウドサービスなどで代替できるユーザーなら、このままの仕様でも問題ないだろう。

TERU氏が使用している「NEXTGEAR-NOTE i7920GA1」は189,800円(税別)となるので、最初からストレージを強化しておきたい人は差額との兼ね合いでそちらを選ぶのもいい選択肢となる。

NEXTGEAR-NOTE i7920シリーズ」は、外出が多いが出先でもゲームの時間を大切にしたい、あるいはPCのためのスペースは限られているが、それでもたっぷりゲームが楽しみたいといったニーズを高次元で叶えてくれるモデルだ。優秀なゲーミングノートPCをお探しのすべてのユーザーに、自信を持ってオススメできる一台といえる。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 NEXTGEAR-NOTE i7920BA1
ディスプレイ 17.3型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080 144Hz)
CPU Intel Core i7-8750H
メモリ 8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM
M.2 SSD 256GB
チップセット モバイル Intel HM370
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1060
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN×1、
Intel Wireless-AC 9560
(最大1.73Gbps/802.11ac/a/b/g/n)無線LAN
インタフェース USB 3.0(Type-A/右側面×2、Type-C/背面×1)、
USB 2.0(左側面×1)
サイズ W395.7×D263×H26.6~32.6mm(折り畳み時)
重量 約2.5kg
バッテリー駆動時間 約5.8時間
価格 169,800円(税別)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2019/2/1(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/NEXTGEAR-NOTE-i7920

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