ビジネスプリンター市場に一石を投じる「ファーストタンク」A3モデル。その中核となるのは、2段カセット、多目的トレイを搭載したA3対応スタンダード複合機「MFC-J6997CDW」だ。プリントだけでなくスキャンやコピー、ファクスもA3に対応し、ADFも搭載。オフィス用途の万能機として活躍してくれるだろう。
「ファーストタンク」A3モデルは、大型の複写機と比較した際にも大きく4つのメリットを備えている。それは、「省スペース」「省コスト」「省時間」「高画質」だ。ここからは「MFC-J6997CDW」を例として、ポテンシャルをチェックしていこう。
「MFC-J6997CDW」をおすすめする4つのポイント
「省スペース」デスクや棚に置ける大きさ
オフィスに置かれた大型の複写機は気軽に移動させられないほど重く、オフィス内に専用のスペースを確保しなければ設置が難しい。それに対して「MFC-J6997CDW」のサイズは幅575×奥行477×高さ375mmと、デスク上におけるサイズだ。
これならオフィス動線に合わせた設置も容易。例えば10人規模のオフィスに2台用意すれば、順番待ちに悩まされることなく複合機を利用でき、作業効率の向上にも役立つ。
「省コスト」ランニングコストが安い
コストパフォーマンスの良さはインクジェット複合機の大きな特徴だが、大容量インクカートリッジの搭載によりそのメリットはさらに際立つ。「MFC-J6997CDW」の1枚あたりのランニングコストは、1ページ目で紹介した通り、A4カラー文書「約3.7円」、A4モノクロ文書「約0.7円」※。それに対して大型の複写機は、多くの場合クリックチャージとなり、A4カラー文書「約11.8円」、A4モノクロ文書「約3.4円」(※調査1)を印刷内容に関わらず必要とする。
※製品同梱のインクカートリッジはスターターインクです。
※印刷コスト・印刷枚数算出に使用したインクカートリッジはLC3139BK/C/M/Yです。
※測定データおよび測定条件につきましては、ブラザーホームページをご参照下さい。
「MFC-J6997CDW」を導入することでA4カラー1枚あたり約1/3、A4モノクロ1枚あたり約1/5のコストで印刷することができる。印刷コストにお悩みの方には、ファーストタンクの導入をおすすめしたい。
「省時間」ファーストプリントの速度が速い
「会議で使う資料をすぐに1枚だけコピーしたい」というシーンは、ビジネスパーソンではよくあること。しかし、高速を謳う大型の複写機でも「出社後すぐ」や「スタンバイから復帰する」場合は、立ち上がりに時間がかかることがある(※調査2)。原因は主電源スイッチを入れてからコピー可能になるまでの時間、印刷前のウォームアップが発生するからだ。
しかし、インクジェット方式の「MFC-J6997CDW」はその時間を必要としない。ファーストプリントにおいて、カラー約6.0秒、モノクロ約5.5秒を実現している※。
※PC上で印刷ボタンをクリックしてからの1枚目の用紙排出が完了するまでの時間。
※印刷データによってパフォーマンスが変わることがあります。
※測定データ・測定条件につきましてはブラザーホームページをご参照下さい。
「高画質」インクジェットならではの鮮やかさ
ここまで「省スペース」「省コスト」「省時間」とカットする内容を謳ってきた。気になる画質はどうか。インクジェットの特徴は鮮やかな色彩を再現できること。レーザーには乾きやすく線がキレイという特徴がある。参考としてファーストタンク「MFC-J6997CDW」と、マイナビ編集部で使っている大型複写機の印刷結果を用意した。画質に関しては、このサンプル印刷を見て個々の好みで判断してもらいたい。