WN803は、低消費電力性に重きを置いたプロセッサー「Intel Atom x5-Z8350 プロセッサー」(4コア、1.44/1.92GHz)を搭載しているため、このサイズのタブレットをPCの延長と考えると、パフォーマンスに物足りなさを感じるかもしれない。
例えば、総合ベンチマーク「PCMark 8 v2.10.901」のHome Accelerated 3.0は1339、Creative Accelerated 3.0は1376、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 6.0.1」のシーケンシャルリードは163.359MB/s、シーケンシャルライトは90.909MB/sにとどまっている。
とはいえ、OSやブラウザの起動時間にそれほどストレスは感じない。YouTube動画を再生できるし、カジュアルなゲームなら十分プレイ可能だ。そのため、スマホより一回り大きくPCとおなじような使い方ができると思えば、ゲームアプリや動画視聴を行う人にはなかなか良いのではないだろうか。
PCMark 8 v2.10.901 | |
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Home Accelerated 3.0 | 1339 |
Creative Accelerated 3.0 | 1376 |
CrystalDiskMark 6.0.1 | |
---|---|
Q32T1 シーケンシャルリード | 163.359 MB/s |
Q32T1 シーケンシャルライト | 90.909 MB/s |
4K Q32T1 ランダムリード | 34.390 MB/s |
4K Q32T1 ランダムライト | 15.164 MB/s |
シーケンシャルリード | 35.057 MB/s |
シーケンシャルライト | 15.174 MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 11.184 MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 14.538 MB/s |
OS、ブラウザの起動時間 | |
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OS | 31秒96 |
ブラウザ「Microsoft Edge」 | 2秒83 |
名脇役として活躍してくれる軽量タブレットPC
WN803の最大のアドバンテージは24,800円(税別・送料込)という価格。さらに、8型という片手で扱える絶妙なサイズで、いつでもどこでも気軽に使える利便性。
複雑な作業はデスクトップPCやノートPCに任せて、ウェブ閲覧、動画鑑賞、軽めのドキュメント編集など用途を絞れば、非常に軽量なタブレットPCとしての特性を活かし、名脇役として活躍してくれるはずだ。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | WN803 |
ディスプレイ | 8.0型WXGA液晶(800×1,280) |
CPU | Intel Atom x5-Z8350 |
メモリ | 2GB PC3-8500 DDR3L SDRAM |
ストレージ | 32GB(eMMC) |
チップセット | - |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | Intel HD グラフィックス 400 |
OS | Windows 10 Home 32ビット |
LAN | IEEE 802.11 ac/b/g/n対応無線LAN |
インタフェース | USB 2.0(micro USB 左側面×1、DC共用)、 micro HDMI (左側面×1)、 マルチカードリーダー(左側面×1) ※対応メディア:micro SDメモリーカード(SDXC,SDHC 含む) |
サイズ | W210×D122×H10mm |
重量 | 約315g |
バッテリー駆動時間 | 約6.1時間 |
価格 | 24,800円(税別・送料込)~ |
価格・構成については、2018/9/7(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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