キーボードは、いわゆるアイソレーションタイプのものを搭載。配列は日本語で、テンキーも備えている。15.6型ノートPCでは、テンキー付きのキーボードを搭載するにはやや幅が狭く、「LEVEL-15FX095-i7-RNSS」でも主要キーのキーピッチが約18mmとフルピッチよりもやや狭い。とはいえ、テンキーがあることによる利便性は、ゲーミングPCとしてだけでなく、そのほかの用途で利用する場合でも大いに役立つだろう。
キーストロークは2mmほどと、まずまずの深さがあり、しっかりとしたクリック感もあるため打鍵感はなかなか良好だ。ピッチの狭さは、使い始めは気になる場面もありそうだが、配列もほぼ標準的で、慣れればタッチタイプも問題なく行えるだろう。加えて、キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所でも快適にタイピングできる点もうれしい。唯一気になったのは、カーソルキーの配置で、右Shiftキーが小さくなるなどの影響が見られる。できればカーソルキーは一段下がった位置に配してもらいたかったように思う。
ポインティングデバイスには、大型のタッチパッドを採用。独立したクリックボタンが用意されているため、扱いやすいだろう。一般的にゲーミングPCでは外付けマウスの利用が基本なので、タッチパッドの仕様はあまり重視されないが、こういった扱いやすいタッチパッドがあるからこそ、ゲーム以外の用途にも問題なく対応できるといえる。
豊富なポートが用意され拡張性もよい
側面のポート類は、左側面にギガビットイーサネット、Mini DisplayPort×2、HDMI、USB 3.1 Type-CとUSB 3.1、SDカードスロットを、右側面にヘッドホン出力とマイク入力、USB 2.0、USB 3.1の各ポートを備える。ギガビットイーサネット対応の有線LANポートはゲーミングPCには不可欠だが、もちろんしっかり搭載している。
また、Mini DisplayPortが2系統にHDMIと、合計3系統の映像出力が可能なのはもちろん、4K出力もサポートしているため、別途外部4Kディスプレイを用意することで、さらに高精細な表示環境も構築可能だ。このほかの機能としては、無線機能としてIEEE 802.11 ac/a/b/g/n準拠の無線LAN(2×2)とBluetooth 5.0を標準搭載。