スペックの話はこれぐらいにして、実機を稼働させてみよう。まず注目して欲しいのはディスプレイだ。15.6型のフルHDとなるが、その発色の良さはさすが。ゲームを長時間プレイするには高品質なディスプレイが必須となるので、この表示品質は実にありがたいと感じる。
筆者はプレイしていて目が疲れるなと思ったら、まずはディスプレイ環境を確認するクセがついている。ディスプレイの品質はゲーミングに影響が大きい部分だと思うし、これには多くのユーザーも同意してくれるはずだ。せっかくスペックが高くても、表示品質が悪いと、プレイが楽しくないものになってしまう。特にディスプレイが固定されているノートPCの場合は、なおさら気にしたい部分だ。
その点、本機のディスプレイはまったく問題がなく、ゲームが描画したい世界観を、しっかり正しく映像として届けてくれる。これなら、数時間ゲームに没頭しても目の疲れなどは感じないだろう(※筆者の個人的な見解です。やりすぎればどんなに良いディスプレイでも目は疲労するのであしからず)。
さて、肝心のゲームプレイでの実力だが、スペックから想像する以上に動いてくれる印象だ。とはいえ、ハイスペックを要求する最新のゲームでハイクオリティ設定にするにはややパワー不足である点は否めない。しかし、セッティングしだいで快適に動作させることは可能なので、この辺を探ることができるユーザーなら問題なくあらゆるゲームが遊べるはずだ。もちろん、ミドル級、ライト級のPCゲームならデフォルト設定でも楽に動くので、最新ゲームばかり追うユーザーでなければ、セッティングを意識しなくても大丈夫だ。参考値として、「PCMark」と「3DMark」のベンチマーク結果を載せておくので検討してみていただきたい。
幅広いニーズに応えるコスパ最強ゲーミングノートPC
冒頭でも触れたように、ゲーミングPCへのニーズは広がりを見せている。さまざまな理由で、これまで購入をあきらめていた人にも、本機は自信を持ってオススメできる「ゲーミングノートPC」だと断言したい製品だ。また、ノートPCとしてもトータルパフォーマンスが優れているので、ハイパフォーマンスノートPC、あるいはクリエイティブノートPCとしても十分活用できる。つまり本機は、ゲームも仕事もクリエイティブな作業もこなせる万能選手であるというわけだ。ハイスペックでありながら、10万円を切る価格で買える「LEVEL-15FX078-i7-LNSS」。PCの購入や買い替えを検討しているすべての人に、候補に加えていただきたい製品だ。
なお、この製品は在庫限りとなっているため、残りあとわずかとのこと。しかし、後継機種となる、第8世代Intel Core i7-8750Hプロセッサーを搭載したモデル「LEVEL-15FX079-i7-LNSS」も出ているので、こちらもあわせてチェックしてみてはいかがだろうか。
標準スペック
メーカー | ユニットコム |
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型番 | LEVEL-15FX078-i7-LNSS |
ディスプレイ | 15.6型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080) |
CPU | Intel Core i7-7700HQ |
メモリ | 8GB DDR4-2400 S.O.DIMM(PC4-19200) |
SSD | 240GB |
チップセット | モバイル Intel HM175 チップセット |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1050 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
サイズ | 約W377×D267×H34mm(※最大突起物を含まず) |
重量 | 約2.3kg(※バッテリー含む) |
バッテリー駆動時間 | 約5.7時間 |
価格 | 92,980円(税別)~ |
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