就職サービスで最大手となっている株式会社マイナビ。新卒採用や転職といった就職サポートだけでなく人材育成コンサルティングやブライダル情報の提供やヘルスケア関連事業など、様々なサービスやソリューションを提供している。そんな同社が従業員のPCとして導入を続けているのが東芝クライアントソリューションのノートPC「dynabook」シリーズだ。

なぜ、同社がdynabookを選び続けているのか、また、2020年に控えるWindows 10完全移行のタイミングでの見解などをユーザーサポートを担当しているシステム統括本部に伺ってみたので紹介しよう。

  • 左から株式会社マイナビ システム統括本部ITソリューション統括部 業務ソリューション部 部長代行 中村健二氏(記事中:中村氏) 同課長 宇田川亮氏(記事中:宇田川氏)

マイナビでのPC活用における課題

株式会社マイナビ(以降、マイナビ)では、社員が日常で使うPCを個人ごとに配布している。メールの確認から資料作り、あるいは決済申請など多岐に渡る業務にPCは欠かせないが、中でも営業部門にはノートPCを配布しているのだという。

「弊社の営業部門の従業員が使うPCにはいくつかの要件があります。営業事務職を置かないスタイルですから、従業員自らが資料作りや、売上入力などをしないといけません。一方で、会議なども多いためデスクからPCを持ち出す社内モバイルとしての用途も多い。パフォーマンスとモビリティを考えると、A4サイズのノートPCがベストという形になるのです」と語る中村氏。

「ネットワーク接続の安定性を考慮しての有線LANポートや盗難防止のセキュリティスロットなどは要件としてルール化しています。また、プレゼンテーションも多いのでプロジェクター接続のためのRGBコネクタやHDMI出力端子も欠かせません」と宇田川氏は語る。

オフィスワークや資料作成にはある程度のパフォーマンスと広く使えるディスプレイがないと効率が落ちてしまう。そのため、本体はA4サイズ、ディスプレイは15.6型、そして高いパフォーマンスは必須となるというわけだ。

なぜ「dynabook」だったのか

営業部門の従業員の業務効率向上になくてはならないノートPC。実はマイナビでは、数年前から「dynabook」シリーズを導入し続けているのだという。

「6年前、最初にA4ノートPCを営業部門に配布することになった際に、いくつかのメーカーが候補に挙がっていましたが、東芝クライアントソリューションのdynabookもその中に加わっていました。社員数が増加の一途を辿っている時期でもありましたし、拠点も北海道から沖縄まで、現在では約50カ所になりますが、まさに広がりを見せている最中でもありました。そんな中、全国を舞台に安定したPCの供給やサポートが期待できるという点でdynabookは弊社のニーズに最も合致していると感じていました」と中村氏。

「例えば5年前の出来事なのですが、入社する人数がPCの調達予定数と比べて圧倒的に増えてしまったことがありました。その際も東芝クライアントソリューションのご尽力もあって、数百台レべルの緊急調達を実現していただけました。サポート力と営業力の高さを実感できた思い出深い出来事でしたね」と当時のエピソードを語る宇田川氏。

「そのほか、ディスプレイの不調やお茶をキーボードにこぼした(※)などといったものまで、いつも迅速に対応していただいています。東芝クライアントソリューションのサポート力には絶大な信頼をおいています」と中村氏は語る。

※dynabook Bシリーズは耐久テストとして、30cc防滴テストをクリアしていますが、無破損、無故障を保証するものではありません。