モバイルノートながらもCPUは4コア8スレッド
CPUには、最新の"Coffee Lake"こと第8世代インテル Core プロセッサー「Intel Core i5-8250U」が採用されている。Core i5ながらも4コア8スレッドを実現しており、モバイルノートでもパワフルな処理能力が期待できそうだ。動作クロックは定格1.60GHz、ターボ・ブースト利用時には最大3.40GHzに達する。メモリはDDR4-2400の8GB×1枚と標準的なので、さらなる容量が必要な方はBTOメニューから追加するといいだろう。
GPUは、CPU内蔵グラフィックス機能の「Intel UHD グラフィックス 620」。最大解像度4,096×2,160ドット/60Hz表示が可能なため、4Kディスプレイや4Kテレビ、4Kプロジェクターなどに出力することで広大な領域を利用できる。また前世代よりもある程度処理能力も向上している。
ストレージの標準構成は、240GBの2.5インチSSDだ。すっかり当たり前となったSSDだが、HDDに比べて高速アクセス、省電力、耐衝撃、低発熱とさまざまなメリットを備えており、ノートPCに好適なストレージだ。BTOメニューでは、1TBクラスの大容量SSDや、さらにアクセス速度が向上するNVMe M.2 SSDなども選択できるので、用途に合わせて変更しよう。
オフィス向けアプリや軽い編集作業を快適に行える処理能力
実際にベンチマークテストを行うと、「STYLE-14FH054-i5-UHES」の処理能力がわかる。「WIN SCORE SHARE」を利用したWindows エクスペリエンス インデックス スコアは、プロセッサとメモリの数値が"9.0"に達しており、数値から見てもその優秀さがわかる。グラフィックスも"5.8"と、はっきりと性能向上が見て取れる。
CPUとOpenGLの速度を測るベンチマークテスト「CINEBENCH R15」では、CPUのスコアは"517 cb"。OpenGLの値も向上が見られる。ストレージの速度を測る「CrystalDiskMark 6.0.0」では、SSDの確かなアクセス速度が確認できた。
PCの総合的な性能を測るベンチマークソフト「PCMark 10」Extendedでは、総合スコア"2255"。"Gaming"項目こそ控えめだが、CPU性能に裏付けられたスコアを見せた。3D処理性能を図る「3DMark」Sky Diverのスコアは"3864"。ゲーム用途では厳しさが見えるものの、オフィス向けアプリは余裕を持って動かすことができそうだ。写真や動画、CG編集にもある程度は応えられるだろう。
広いディスプレイと小型ボディがビジネスシーンで活きる
「STYLE-14FH054-i5-UHES」の最大の特徴は、13型相当の筐体に14型ディスプレイと4コア8スレッドCPUを搭載していることにあるだろう。スリムベゼルを採用することでディスプレイサイズを拡大し、モバイルノートの欠点である画面の見にくさを改善したことは大きなトピックだ。また同時に、最新CPUによって処理能力もあがっている。
外出や出張の多いビジネスパーソンにとって、本体寸法と重量は性能以上に重要なPC選びの第一条件となる。モバイルノートのサイズ感はそのままに、ディスプレイの見やすさと処理能力を向上させた本機は、まさにビジネスシーンの要望に応える一台といえるだろう。またアルミ合金を採用したことによる剛性の高さと、スタイリッシュな外観もビジネスシーンにふさわしいデザインだ。
それでいて本体価格は79,980円(税別)からと、購入を検討しやすい値段に抑えられている。モバイルノートの新規購入、リプレースを検討しているなら、ぜひ候補に加えてほしい。
標準スペック
メーカー | ユニットコム |
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型番 | STYLE-14FH054-i5-UHES |
OS | Windows 10 Home 64ビット(DSP版) |
ディスプレイ | 14型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080) |
CPU | Intel Core i5-8250U(4コア/8スレッド) |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス 620 |
メモリ | 8GB PC4-19200 (8GB×1) |
SSD | 240GB SerialATA |
価格 | 79,980円(税別)~ |
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