さて、気になるパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 8」、グラフィックスベンチマーク「3DMark」、CPUとグラフィックスパフォーマンスを計測する「CINEBENCH R15」、ストレージのパフォーマンスを計測する「CrystalDiskMark」を実施した。

PCMark 8 v2.9.811
Home Accelerated 3.0 5116
Creative Accelerated 3.0 7985
Work Accelerated 2.0 5275
3DMark v2.4.4264
Time Spy 7450
Fire Strike 17430
CINEBENCH R15
OepnGL 142.89 fps
CPU 1789 cb
CPU(Single Core) 177 cb
CrystalDiskMark 5.5.0(HDD)
Q32T1 シーケンシャルリード 188.136 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 183.999 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 1.708 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 1.805 MB/s
シーケンシャルリード 186.889 MB/s
シーケンシャルライト 182.906 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 0.605 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 1.777 MB/s

PCMark 8、3DMark、CINEBENCH R15のベンチマークスコアは非常に高いレベルだ。特に突出しているのはCINEBENCH R15のCPUとOpenGL。この2つのスコアは第1世代の「Ryzen 7 1800X」より着実にパフォーマンスアップを果たしている。ゲーミングPCとしても、クリエイティブ系アプリ用PCとしても、「NEXTGEAR-MICRO am540PA2」のコストパフォーマンスは高い。

ただしストレージにHDDを採用しているため、ストレージ速度はSSD搭載PCには及ばない。個人の用途にはよるものの、必要な方はM.2 PCI Express Gen3 x4接続の「512GB NVM Express SSD」18,800円(税別)や、Serial ATAIII接続の「480GB SSD(6Gbps 対応)」15,800円(税別)の搭載をオススメする。

第2世代Ryzenで実現した、コスパに優れたハイスペックPC!

NEXTGEAR-MICRO am540PA2」は、システムドライブにSSDさえ追加すればスキのないマシンに仕上げられる。4K解像度のリッチなグラフィックスでゲームをプレイしても、VRデバイスを接続してVRコンテンツを堪能しても、4K動画編集やRAW現像などのクリエイティブワークに活用しても、実に快適だ。ゲーム、VR、クリエイティブワーク、そしてもちろんウェブブラウジングや動画視聴、オフィスワークまで、すべてを快適にこなしたいという欲張りな方にこそ、「NEXTGEAR-MICRO am540PA2」は、ぜひオススメしたい一台だ。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 NEXTGEAR-MICRO am540PA2
CPU AMD Ryzen 7 2700X
メモリ 16GB PC4-19200 DDR4
HDD 1TB Serial ATAIII
チップセット AMD B350 チップセット
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1080
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB 3.1 Type-A×2(背面×2)、
USB 3.0×5(背面×4、前面×1)、USB 2.0×2(前面×2)
サイズ W196×D430×H417mm
ディスプレイ
価格 174,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2018/5/30(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/NEXTGEAR-MICRO-am540PA2

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