2017年はメインストリーム向けCPUに大きな変革があった年だ。AMDが6コア/8コアのRyzenシリーズを発売後、インテルも年末に第8世代Coreシリーズで6コアCPUを展開。それまでメインストリームのCPUは2コア/4コアが中心だったが、根本的なスペックが大きく向上した。インテルとAMDの最新CPUを採用した製品も出そろい、今はまさにデスクトップPC買い換えにちょうどいいタイミングといえるだろう。

本稿ではパソコン工房の「LEVEL∞」(レベル インフィニティ)から、プライベートでもビジネスでも活躍する、インテルとAMDのCPUを搭載したイチオシのデスクトップPC2台を紹介したい。

  • インテル Core i7-8700KとNVIDIA Geforce GTX 1080 Tiを搭載したハイエンドモデル「LEVEL-R037-i7K-XNVI」(左)、AMD Ryzen 7 1700とNVIDIA Geforce GTX 1060 6GBを搭載したミドルレンジモデル「LEVEL-R0X3-R7-RNR」

    Intel Core i7-8700KとNVIDIA Geforce GTX 1080 Tiを搭載したハイエンドモデル「LEVEL-R037-i7K-XNVI」(左)、AMD Ryzen 7 1700とNVIDIA Geforce GTX 1060 6GBを搭載したミドルレンジモデル「LEVEL-R0X3-R7-RNR」

両モデル共通の「LEVEL∞」オリジナルケース

今回紹介する「LEVEL-R037-i7K-XNVI」と「LEVEL-R0X3-R7-RNR」は、ともに「LEVEL∞」オリジナルミドルタワーを採用しており、ケースのデザインや機能性は全く同じだ。金属のヘアラインに赤い意匠が施されたフロントフェイスが、ブランドイメージを表現している。電源ユニットは重心の安定と熱源の切り分けが行えるボトム配置となっており、上部には液冷ユニット用ホールも確認できる。ケース上部にフロント用インタフェースとしてUSB 3.0×1、USB 2.0×2、マイク入力、ヘッドホン出力、アクセスランプを配置し、右サイドに電源ボタンを用意。デスクの下においても使いやすいデザインといえるだろう。

  • CPUのロゴシール以外は2モデル共通となるフロントフェイス。フロントパネルや5インチベイの周囲に施された赤いデザインが印象的

    CPUのロゴシール以外は2モデル共通となるフロントフェイス。フロントパネルや5インチベイの周囲に施された赤いデザインが印象的

  • 背面の様子。すでにミドルレンジ以上では定番となった電源のボトム配置は、重心の安定や、ケース内部と電源相互の影響を減らす効果が期待できる

    背面の様子。すでにミドルレンジ以上では定番となった電源のボトム配置は、重心の安定さがある

  • フロントパネルの上部にUSB 3.0×1、USB 2.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力、アクセスランプ、その右サイドに電源ボタンを備える

    フロントパネルの上部にUSB 3.0×1、USB 2.0×2、マイク入力、ヘッドホン出力、アクセスランプ、その右サイドに電源ボタンを備える

左側面にはCPUやグラフィックスカードの冷却を助けるエアホールを装備。右側面のパネルを開けると、ケース内の配線は、空気の流れを妨げないよう、裏面のスペースを利用して効率よく行われていることが確認できる。ストレージは専用の金属ケージに収める仕組みで、工具を用意せずともカンタンに取り付け、取り外しが行える。

  • 左側面パネルには大きくエアホールが設けられており、搭載しているグラフィックスカードを確認することも可能

    左側面パネルには大きくエアホールが設けられており、搭載しているグラフィックスカードを確認することも可能

  • 右側面パネルを開くと、裏面配線が行われたマザーボードベースを確認できる。必要なケーブルだけを引き出せる仕組みだ

    右側面パネルを開くと、裏面配線が行われたマザーボードベースを確認できる。必要なケーブルだけを引き出せる

  • ストレージは、プラスチックカバーを取り付けて金属ケージにスライドさせるだけで取り付けられる仕組みで、ツールレスで脱着可能

    ストレージは、プラスチックカバーを取り付けて金属ケージにスライドさせるだけで取り付けられ、ツールレスで脱着可能