そんな大画面が特長の本モデルだが、ほかのスペックも見事にバランスが取れている。CPUには「Intel Core i7-7700HQ」を搭載。第7世代の最上位シリーズだけに実力は確かなもの。先ほど触れたような複数ウィンドウを開いてのマルチタスクでも、快適な操作感を実現している。
グラフィックスもオンチップの「Intel HD Graphics 630」を採用しており、スムーズな描画能力を提供。メモリはDDR4-2400 4GB×2がデュアルチャネルで動作する。このままでも十分だが、もしOfficeだけでなくPhotoshopなどで画像編集作業やPremire Proなどで動画編集など多くのアプリケーションを同時に使用するなら、BTOメニューで16GBに増やしておくとなお安心だ。
また、このモデルでは基本構成からストレージにSSDが搭載される。標準ではSerialATAタイプの240GBが採用されているが、BTOメニューでは480GB、960GB、あるいはサムスンブランドのEVOシリーズが用意されており、ニーズに合わせて選べる。実はBTOメニューでM.2 SSDも選択でき、さらなるハイレスポンスなストレージにすることも可能。大きなファイルを頻繁に読み込むような作業をする場合には、一考の価値がある選択肢だ。
いざとなったら持ち歩けるメインマシン
全体的にハイエンド向けのスペックをバランスよく採用している印象で、大画面であることを生かしてメインマシンとして使えるノートPCに仕上がっている。筆者は日常的にデスクトップPCをメインに使っているが、部屋に置いてみるとそれらと比べても遜色のない使い勝手でとても快適だ。
ハイエンドCPUのおかげで一般的なソフトウェアの操作でも、もたついたり、重さを感じることもなく、何かのコンテンツを作り込むといったヘビーな使い方でも十分なレスポンスが得られる。もちろん、動画サイトでHD品質のムービーをフルスクリーンで観ても快適だし、通販サイトで気になる製品をたくさん並べてもなんのストレスもない。
例えば、これからワンルームマンションで一人暮らしを始めるというケースでも、このマシンならあらゆるシーンで十分なパフォーマンスが得られるだろうし、使わないときは簡単にしまえるので、自室のスペースを有効活用することができる。
また、サイズとしてはやや大きいが、重さは約2.73kgとそれなりに抑えられているので、いざとなれば持ち歩くこともできるだろう。もちろん、モバイル向けのモデルと比較することはできないが、メインマシンとして使えるPCにこれだけの機動力があれば、実に様々な使い方ができるはずだ。総合的に考えて、現代社会にしっくりくるメインPCとして「STYLE-17FH053-i7-HNFS」は安心してオススメできる一台だといえる。
ちなみに部屋のスペースに余裕もあるし、PCをもっとがっつり使いたいという人にはデスクトップPCという選択肢もある。液晶モニターやキーボードを別に用意する必要があるなど、必要なものが増えるが、選択肢としては有用だ。
パソコン本体内部にスペースがあるため、必要に応じて後からグラフィックスカードを追加したり、メモリやストレージを増やすのも簡単だ。将来、なにかやりたいことがあったときにPCを丸ごと買い替えるのではなく、そのために必要なパーツを追加することで対応できる。このような使い方がしたい場合は、デスクトップPCも視野に入れておくといいだろう。
最後にユニットコムでは10万円以下で買えるノートPC、デスクトップPCの特設サイトをオープンしている。本モデルと共にほかの候補も見ておくといいだろう。
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