200点アップを実現した黒田さんのEX-word RISE活用法

――勉強をスタートして、最初に手をつけたのは何でしたか?

まずトレジムプランのTOEIC(R)600点コースを参考にしつつ、単語集の「キクタンTOEIC(R)スコア800」で単語の暗記ですね。600点が目標であれば「キクタンTOEIC(R)スコア600」を選ぶのが普通だと思うのですが、私は高望みをするほうなので(笑)。あとは、しばらくして「TOEIC(R)テストハイパー模試」でのリスニングを追加し、毎日続けました。

  • 最新モデル「XDR-S1」のトレジムプランの画面

※トレジムプラン:学習レベルや習得内容、期間などに合わせ、学習プランを提示する機能。自分に合った学習プランで英語を学ぶことができる。

――では、1日の勉強スケジュールを教えていただけますか?

始めてすぐの頃は、朝起きてから家を出るまでに「キクタンTOEIC(R)スコア800」の単語を20個覚えました。急ぐ時は移動中なども使い、追加できそうならさらに20個。それで終わる日もありますが、夜は「NHKラジオ ラジオ英会話」を聞いて発音を練習していました。「発音できる単語は聞き取れる」と知ってからは「発音トレーニング」で発音もたくさんやりました。でも、初期は焦りもあって闇雲に進めていた気がします。

――お仕事柄、時間の捻出が大変だったでしょう。

そうですね。移動中はもちろんカフェなどいろいろな場所で勉強しました。知識を定着させるには、耳で聞き口で発音することが大事だったので、声が出せる控え室や自宅での勉強もすごく重要でした。集中したよい勉強内容にするには、かなり意識して時間をつくらないと難しかったですね。

――3カ月間で勉強内容は変えました?

2ヵ月目に「ハイパー模試」を追加しましたが、2時間一気にはできず、Part.1、2と少しずつ進めました。3ヵ月目は、毎日1回は2時間かけて解き、答え合わせでは文章も書いて単語の位置や品詞の修飾先などを丁寧に確認していきました。でも、練習も兼ねて受験した9月のスコアがあまり伸びなくて……。残り1ヵ月は気合を入れなければと「ハイパー模試」を説いて問題の分析をし、全文を書く訓練も加えました。

元々、文法は大学受験の余力があると思っていたのですが、これはやり直しが必要だと。そこでリスニング問題を解いたら、問題をノートに書いて単語の位置も確認しました。単語を覚えると文法の理解が増し、文法が理解できるとリスニングの調子も上がるので、全体の精度が高まっていきましたね。単語とリスニングと文法をまんべんなくやったのがよかったのかもしれません。長文問題が多いので、単語の意味がわからない時にすぐ調べられる"ジャンプ機能"が本当に便利でした

――なるほど。TOEIC(R)って単語の難易度は高いのでしょうか。

私には難しかったですね。でも、自分の会社を立ち上げ、自分でさまざまな会議に出席することも増えたのですが、その過程で出会ったビジネス英語も多かったです。高校時代と違って単語の使われる背景や文脈がわかるので、身体に定着する感覚が強かったです。この10年の経験は無駄ではなかった、これが生きた英語なんだと思いました。

――発音では上達した実感は得られました?

そうですね。「発音トレーニング」の採点って結構シビアなんです。それなりに発音したつもりでも60点くらい。でも感情を込めてきちんと発音すると点数が上がったので、だんだん恥ずかしさも減りました。

  • 発音を録音・解析し、100点満点で結果を表示してくれる発音トレーニング。(写真はXDR-S1のもの)

――では、思い出深いコンテンツは?

やはり一番やりこんだ「ハイパー模試」と「スコア800」です。他のコンテンツに浮気しそうになる気持ちを抑えて、絞ってやることを意識していたというのもあります。本来の私はいろいろなコンテンツを見たいほうなんですが、それが中途半端になる原因かもしれないとやり方自体を変えました。その意味では私自身の革命とも言えます。

――学習進捗がわかるグラフはいかがですか?

これがなかったらすごく大変だったと思います。日程と項目数から1日の勉強量を決めたり、スケジュール管理をしたりとよく使っていましたね。

  • バランス良く計画的に取り組める、学習進捗・最終学習日表示。(写真はXDR-S1)

――まさに、そうなんです。そうした機能も含めて、もし今回のチャレンジにEX-word RISEがなかったとしたらどうだったと思います?

過去のように中途半端な結果で終わったと思います。効果も進捗もすごくわかりにくかったでしょうし……とにかくないことは考えられないです!