パソコン工房で展開されている「iiyama PC」に、Coffee Lake世代のCPUを搭載した13.3型モバイルノートが登場した。最新スペックを搭載しているだけでなく、デザインをシルバー色のアルミボディに統一。スタイリッシュな外観は所有欲をかき立てられる。今回は同シリーズのCore i7/Core i5搭載機を比較しながら、その魅力に迫っていこう。
高級感のあるシンプルなアルミボディ
Core i7モデル「STYLE-13FH053-i7-UHSVI」とCore i5モデル「STYLE-13FH053-i5-UHES」は、同一の筐体を採用した13.3型のノートPC。W330×D226×H19mmというサイズにフルHD(1,920×1,080ドット)の液晶ディスプレイを備えており、自宅やビジネス、カジュアルゲーミングに使える用途の広い製品となっている。まずはディテールから確認していこう。
パソコン工房のノートPCといえばブラックやグレーの製品が多いが、本モデルではデザインが変更されており、全面にわたりアルミ素材を使用したシルバー一色のデザインを採用。シンプルであるがゆえに高級感があり、BTO-PC然としたイメージが一新されている。金属素材ながらも、重量はCore i7モデル/Core i5モデルともに約1.53kg(※バッテリー含む)を実現しており、放熱効果などにも期待できそうだ。
Thunderbolt 3に対応したUSB 3.1 Type-Cを搭載
インタフェースには最新規格が採用されており、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×2、HDMI 1.4、Mini DisplayPort、SD/MMCスロット、ギガビットLAN、マイク入力、ヘッドフォン出力、ケンジントンロックを搭載。電源ボタンとACコネクタは各種インタフェースとともに本体左側面に用意されている。また、Core i7モデルのみとはなるものの、最大転送速度40GbpsのThunderbolt 3にも対応しているため、幅広いマルチディスプレイ環境、高速な通信を必要とする外部インタフェースにも対応できるだろう。
内蔵無線LANはIEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.2を搭載。スピーカーはステレオ仕様で、本体底面の左右手前側に配置されている。液晶ディスプレイ上部に内蔵された200万画素カメラは、Windows 10の生体認証機能「Windows Hello」に対応しており、ユーザーの顔を登録しておけば一瞬でログインが可能。セキュリティ強化の意味でも、ぜひ活用したい。
アルミを活かしたキーボードとタッチパットのデザイン
13.3型というモバイルサイズなので、キーボードはテンキーレス。キーはEnterキー周辺に若干のクセがあるが、打鍵音は少なく、外出先でも安心してキーを叩けるだろう。タッチパッドはパームレストと同系色で、スマートな印象を受ける。クリックボタンは左右一体型だが、左右でクリック感、クリック音が異なり、しっかりと入力できそうだ。
ACアダプタはおよそW8.2×H2.6×D3.5cmほどの小型サイズで、2ピンの電源ケーブルが付属する。出張などでノートPCを持ち運ぶ際にもカバンの隙間にスッといられるだろう。