気になるパフォーマンスはいかに?

さて最後に本モデルのパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は「PCMark 8 v2.8.704」「3DMark v2.4.4180」「CINEBENCH R15」「CrystalDiskMark 6.0.0」でベンチマークを実施してみた。

PCMark 8 v2.8.704
Home Accelerated 3.0 3531
Creative Accelerated 3.0 4530
Work Accelerated 2.0 4614
3DMark 8 v2.4.4180
Time Spy 381
Fire Strike 950
CINEBENCH R15
OepnGL 43.39 fps
CPU 510 cb
CPU(Single Core) 169 cb
CrystalDiskMark 6.0.0 (SSD)
Q32T1 シーケンシャルリード 555.980 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 528.564 MB/s
4K Q8T8 ランダムリード 361.416 MB/s
4K Q8T8 ランダムライト 348.564 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 301.199 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 277.309 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 28.195 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 88.283 MB/s

PCの総合性能を示すPCMark 8のスコアは良好だ。CINEBENCH R15のCPUスコアも4コア8スレッドプロセッサーならではの高スコアを記録している。オフィスアプリケーションだけでなく、RAW画像の現像や、フルHD解像度の動画編集などもこなせるパフォーマンスを備えているといえる。

ストレージ速度もM.2形状Serial ATAIII接続のSSDを搭載しているだけに、HDDと比べれば段違いのアクセススピードを記録している。もしこれ以上のパフォーマンスが必要なら、購入時にM.2形状 PCI Express x4接続のSSDにアップグレードしておこう。体感速度が向上するのは間違いない。

一方、外部グラフィックスではなくCPU内蔵グラフィックスで描画を行なう本モデルは、グラフィクス性能を示す3DMarkはあまり振るわぬ結果となった。高精細な3Dグラフィックスが売りのリッチなゲームをプレイしたいのなら、外部グラフィックスを搭載する上位シリーズを選ぶべきだろう。とはいえ「Riptide GP」などスマホクオリティの3Dゲームであれば、m-Book F シリーズでも十分楽しむことが可能だ。

トータルバランスに優れるスタンダードノートPC

4コア8スレッドのプロセッサー、高速ストレージのSSD、そして光学ドライブを搭載したm-Book F シリーズは、トータルバランスに優れたノートPCだ。もちろん最小構成で8万円台からという低価格設定も魅力。どのような用途に使うか絞り込めていない、パソコンを初めて買う方に、m-Book F シリーズは魅力的な選択肢といえるだろう。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

検証機のスペック

メーカー マウスコンピューター
ディスプレイ 15.6型フルHDノングレア(LEDバックライト、1,920×1,080ドット)
CPU Intel Core i7-8550U プロセッサー(1.80/4.00GHz)
メモリ 8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM
SSD 480GB(Serial ATA III M.2)
HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス Intel UHDグラフィックス620
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN×1(左背面)、
IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大433Mbps対応)
インタフェース USB 3.0 Type-C(左側面×1)、USB 3.0 Type-A(左側面×1)、
USB 2.0(右側面×2)、D-sub(左側面×1)、HDMI(左側面×1)、
SDメモリーカードスロット(正面×1)、
マイク入力(右側面×1)、ヘッドフォン出力(右側面×1)
サイズ 377×257×25.4~31.9mm
重量 約2.2kg

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2018年2月6日(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/m-Book_F

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