必要十分の性能を発揮
では、気になる性能をチェックしていこう。なお、今回チェックに利用したSTYLE-14HP012-C-CEの基本スペックは以下にまとめたとおりだ。
基本スペック | |
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メーカー | ユニットコム |
型番 | STYLE-14HP012-C-CE |
CPU | Celeron N3450 |
メモリ | 4GB DDR3L-1600 |
ストレージ | 500GB HDD |
グラフィックス | HD Graphics 500(CPU内蔵) |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
まず始めに、Windowsの性能評価プログラム「WinSAT.exe」の結果を見てみると、プロセッサのスコアは8.5と、申し分ない結果となっている。これなら、通常利用で処理能力不足を感じる場面は少ないだろう。それに対しグラフィックスのスコアは4.4と、やや低め。これは、Celeron N3450の内蔵グラフィックス機能の描画能力がそれほど高くないためだが、メモリを増設すればデュアルチャネル動作となり、内蔵グラフィックス機能の描画能力が高まり、もう少しスコアが良くなるはずだ。この他、メモリやプライマリハードディスクのスコアは標準的だが、こちらもメモリ増設やSSDの搭載によってスコア上昇が期待できる。とはいえ、全体的にはエントリークラスのノートPCとして十分満足できるスコアと言える。
続いて、総合的な性能を計測するベンチマークソフト「PCMark 8」の結果だ。こちらはスコアが1658と、まずまずの結果となっている。CPUにAtomシリーズを搭載するPCでは、結果が1100前後の場合が多いため、やはりCeleron N3450搭載による性能面でのアドバンテージはかなり大きいと言える。また、PCMark 8では、ストレージの違いによってスコア差が大きくなるという傾向にあるため、ストレージがSSDならば、スコアは大きく向上すると考えられる。逆に言うと、HDDながらこれだけのスコアになっているなら、性能的にも不満は少ないということでもあり、性能面でもエントリークラスのノートPCとして十分に満足できるはずだ。
コスパ重視でもきちんと"使える"ノートPCを探している人におすすめ
このようにSTYLE-14HP012-C-CEは、3万円台で購入できるという非常に安価なエントリークラスのノートPCながら、十分な性能や使い勝手を実現した、かなり魅力のある製品であることがわかってもらえたと思う。より上位のCPUを登載する製品と比べると、性能面で物足りない部分もあるが、価格を考えると十分に納得できる。また、性能面だけでなく、シンプルで飽きのこないデザイン性もあり、3万円台とは思えない仕上がりとなっている。予算に応じてスペック面を強化でき、幅広い用途に柔軟に対応できる点も大きな魅力と言える。
「予算は少ないけど、妥協する部分が少なく安心して利用できるノートPCが欲しい」という人や、「これからの就職活動に備えてノートPCに慣れておきたい」という学生、「テキスト処理が中心のビジネスマシンを安価に調達したい」という人まで、広くおすすめしたい。
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[PR]提供:ユニットコム