――では次に、アプリをインストールして実際に使ってみましょう。

  • VBHNを検索しインストール

  • VBHNとスマホをつなぐ

  • そしてアカウントを作成する。これで事前準備はOK

山崎さん:ログインできましたか? それでは、アプリの機能について紹介していきますね。

  • Aさん宅にあるホームネットワーク機器一覧

  • 家族一覧ページ。機器ごとに分けることができます

Aさん:ホームネットワークにつながっている機器が一覧化されるんですね。

山崎さん:そうなんです。こちらを使って、管理していくんですよ。今回はお子さん向けにということで、VBHNの"ペアレンタルコントロール"機能を試していきたいと思います。この機能でできることは大きく分けて4つあります。

1.インターネットの利用時間制限
2.フィルタリング
3.アプリのモニタリング
4.帰宅通知

まずは「インターネットの利用時間制限」。お子さんが利用する機器を指定して、ご家庭のネットワークを経由したインターネットの利用可能な時間に制限をかけることができます。

Aさん:ということは、これを利用すれば、我が家の「親が見ていないところで子どもが電子機器を使いすぎる」問題の対策ができるんですね!(※) 一部のゲーム機ではプレイ時間を記録、確認できる機能がありますが、そうした機能がない機器も含めて一括して制限がかけられるということですか?

※ホームネットワーク接続時に有効な機能となります。

山崎さん:そうですね。ホームネットワークに接続する時間を制限する機能なので、ホームネットワークに接続していない場合のゲームのプレイ時間などの詳細までは把握できないのですが、少なくとも防御するための手段の1つにはなるかと思います。制限はせずに、使用した際の報告だけをアプリに通知する機能がありますので、証拠にはなりますね。

Aさん:それだけでも十分うれしいです。こういった手段で親がチェックしているという子どもへの心理的効果だけでも、我が家では有用だと思います。

山崎さん:現在、利用制限の設定をできるのは、指定した時間帯のみとなっています。しかし、今後曜日ごとに時間帯を変更できたり、一日複数のパターンで設定が可能になる予定です。

Aさん:そうなると便利ですね。息子の場合、親が利用するため制限を解除した一瞬の隙きを狙って、アクセスしようとしたりするので(笑)。子どもって意外と賢いんですよね。

  • 今回は試しにやってみたので、時間は制限することなく通知が来るよう設定

  • 子どもの使用状況をこのように通知してくれる

山崎さん:次に「フィルタリング設定」です。例えば「アダルト」や「出会い系」など子どもにアクセスさせたくないサイトへのアクセスを通知、もしくはブロックできますよ。

  • URLフィルタリング画面。これで子どもの不要なアクセスを防ぐことができるだろう

――フィッシングサイトなどを経由したウイルス感染や個人情報の漏えいは危険なので、子どもには親のスマホやパソコンなどを操作する際に、ポップアップ広告や何かを誘導するようなページが表示されても無視するか、親に訊ねるように注意されているご家庭もありますよね。

Aさん:はい。我が家もそうです。でも実際は、そのうち不適切な動画やページに辿り着いてしまうのではないかと冷や冷やしています……。特に怖いのが、動画投稿サイトの関連動画。アダルト・グロ動画に当たらないか心配なので一応設定はしているとは思うのですが、最近はゲーム機など動画投稿サイトの視聴ができる端末が多いので、ホームネットワークにつながるすべてのインターネット機器をまとめて管理できるのは助かりますね(笑)。

山崎さん:あとは、お子さんの不適切なスマートフォンアプリの利用を通知する「アプリモニタリング」機能もいいと思います。ゲームやSNSなどの特定のスマートフォンアプリを利用した際に通知をしてくれるんです。

  • ゲーム、アダルト、ソーシャルネットワークなどジャンルが細かく分けられているので、親側で必要なものと不要なものを選定し通知設定できる

  • お子さんのだけでなく、タイムラインで表示されるのでわかりやすい

Aさん:それはすごくいいです!! 家族共有用のタブレットに、子どもが知らない間に勝手にいろんなアプリをダウンロードしていて。気づいたら容量がいっぱいになって動作が不安定になることがあり、困っていたんです。もちろんタブレット側でも設定はできますが、家族で共有しているのでたまに解除した後に元に戻すのを忘れてしまったりして。子どもは親の隙を突くのが上手なので、そういう時に即座にアプリを入れていますが、すぐに通知が来ればその日のうちに、罪状認否ができて便利かも(笑)。

  • 思わず笑顔になるAさん

山崎さん:はい、すぐに発見できますよ(笑)。もちろん、ペアレンタルコントロール以外にも、ウイルス感染やフィッシング詐欺などのおそれのあるウェブサイトへのアクセスをブロックするので、大人にも安心だと思いますよ。

――ウェブ脅威については、大人も子どもも関係ありません。変なサイトを踏まないよう注意していても、侵入してくるものもありますし、やっぱり一枚強力な鉄壁があると安心ですよね。

Aさん:はい、そうですね。

山崎さん:では最後に、子どもの「帰宅通知」機能です。お子さんが使用する機器を指定し、その機器がご自宅のネットワークに入った際に、通知を受け取ることができます。なので、お母さんが仕事で家にいないときも、お子さんがいつ帰宅したかがわかりますよ。

Aさん:私がそうなのですが、仕事をしているので自宅をあけていることも多く……。同じ環境のお母さんたちもいらっしゃると思うので、そういった方々に良い機能ではないかと思います。やっぱり、子どもの帰宅が把握できるというのは、とても安心感がありますよね。

――Aさん、山崎さん、本日はありがとうございました!

日進月歩なテクノロジーの世界。中でもインターネットに潜む危険性は、大人でもその判断が難しいもの。ましてやまだ倫理観や判断が十分に備わっていない、未成年の子どもたちはいうまでもない。

だが、いくら親が口酸っぱく注意しても、子どもは大きくなるにつれ、親のいうことをなかなか聞きづらくなる。かといって、子どもの安心安全のため、行動を常に見張っているというのもできない……。だからこそ、お母さんたちは、子どものスマホやゲームの利用時間について日々悩んでいる。

そんな悩みを解決してくれるのが今回紹介した「ウイルスバスター for Home Network」だ。これを利用し、お子さんの状況を把握できる環境を作るということが、お母さんたちの安心にも繋がるのではないだろうか。同じような悩みを抱える方々はぜひ一度、試してみてほしい。

※本製品は、セキュリティソフトをインストールできない接続機器を乗っ取りや遠隔操作などから守ったり、有害なサイトへのアクセスを一括で防御したい場合などに有効です。

※USBメモリや、メールに添付されてくるウイルスなど、ネットワーク上の攻撃でないものやご家庭のネットワーク外での端末ご利用時は本製品の保護対象外となりますので、PCやスマートフォンには従来のセキュリティソフトが必要です。

[PR]提供:トレンドマイクロ