みなさんのご家庭、特に共働きをされているご家庭の掃除頻度はどのくらいなんでしょうか。我が家の場合、トイレやキッチンなどの水回りはほぼ毎日ですが、部屋の床掃除となると範囲が広く時間がかかるので……恥ずかしい話、週1回ということも。キレイな部屋で過ごしたいし、子どもに片づけや掃除の習慣を身につけさせたいのに、なかなか思い通りにいかない毎日です。そんな時、マイナビニュース編集部から「ルンバを使ってみませんか」とお話をいただきました。
使ってみると部屋の床掃除はお任せできる上、子どもとダンナが家事を積極的にするようになり、部屋だけでなく気持ちもスッキリして、ちょっとしたストレスを解消できました。
▼我が家の日常メモ |
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使用1日目:ルンバがやってきた! まずは性格を知って友だちになります♪
今回使うことになったのは「ルンバ980」です。
ルンバの最高峰シリーズである「ルンバ980」 |
「ルンバがうちに来るよ」と聞いて、一番喜んだのは子どもたち。子どもの保育園ではロボット掃除機を使っている家庭が多く、「〇〇くん家にはルンバがあるんだって」と、子どもから話を聞くこともあります。子どもたちは自宅に届いたルンバの箱を開ける間、動かすのを待ちきれない様子でした。
一方、ダンナはちょっと懐疑的。「段差とか大丈夫なの? 結局、全部ルンバで掃除できるわけじゃないんだから二度手間になるんじゃないの」と、使う前から気にしていました。
▼使用メモ:ルンバの使い方を家族で共有
ルンバを使い始める前に、子どもたちに次のような説明しました。
「ルンバは部屋をキレイにするのが好き」
「ルンバは小さいおもちゃを食べてしまう(吸い込んでしまう)」
「小さいおもちゃを食べるとお腹が痛くなることがある(エラーになる)」
「ルンバよりも狭いところは通れない」
「部屋全体を掃除するモードと、近い場所を掃除するモード(SPOTモード)がある」
「上に重いものを載せると壊れてしまう。自分たちも乗らない」
「ルンバの様子はスマホで確認できる」
一通り説明した後、スマホの専用アプリ「iRobot HOME」をダウンロード。このアプリを使うことで、ルンバがいつどこにいても操作できるようになるそうです。
設定の中で名前をつけることができるので、子どもたちと相談し我が家では「ルーくん」と名付けることにしました。
名前を付けたことで愛着がわくのか、子どもたちから「ルーくんはこのゴミは掃除できるの?」「ルーくんはここにも入れるの?」と確認をしてきました。説明はダンナも一緒に行い、ルンバの使い方や機能を家族みんなで覚えました。明日から働いてもらうのが楽しみです!
使用2日目:期待以上の賢さでダンナもとりこに
ルンバの置き場所はみんなから見える位置に。それを見ていたダンナは「黒い掃除機ってなかなかないけど、インテリアになじんでカッコいいね。掃除機っぽくないのがいいよ」と満足気でした。
我が家はリビングと和室の間に約1cmの段差があるのですが、ルンバは軽々と乗り越えています。ルンバがやってきた初日にダンナが抱いていた不安も一発で解決しました。また、カーペットの上では吸い込む音が大きくなり、吸引力を上げて掃除してくれます。それを見たダンナは、「床の素材によって掃除の仕方が違うんだね」と感心。
ダンナには段差センサー、距離センサー、フロアトラッキングセンサーといった多彩なセンサーや、カメラを搭載することで部屋の特徴やルンバ自体の位置などを把握していることなどを説明しました。
「いわれてみると、僕らが掃除するときは、部屋の大きさや形が分かっていて、その中でどこまで掃除したのか自分で分かっているから無駄なく掃除ができるんだよね。でも機械で同じことをしようとすると、ここまでスペックが必要なんだね。すごいね」とダンナは興奮気味でした。
ルンバの"ココ"が嬉しいポイント その1任せて安心! 賢くキレイ!ルンバ本体に搭載されたカメラと多彩なセンサーにより、フロア全体をナビゲーションし、ルンバ自体と対象の部屋の状況を高精度に判断することができる。清掃できる面積は最大112畳。リビングやキッチン、寝室をはじめ、入り組んだ廊下や家具の下など、部屋のすみずみまで清掃することが可能。 ※フローリングの上での試験結果(アイロボット社調べ)。部屋の形状や床の状態、バッテリーの状態などにより異なります。 |
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使用3日目:あれ? 「片づけなさい」っていわなくなった
ルンバの威力を実感したのは、平日3日目の朝です。いつも子どもたちは朝少しだけおもちゃを出して遊びます。出かける前に子どもたちに片づけさせるために声をかけたり、一緒に片づけるので、それだけで朝の時間をとられていました。
ところが、「今日はルーくんがおうちを掃除してくれるよ」と声をかけると、子どもたちがせっせと自らおもちゃを片づけはじめました。子どもたちに話を聞くと、掃除が好きな「ルーくん」のお手伝いをしている気分のようでした。
最初の日だけなのかと思ったのですが、数日経っても子どもたちは片づけます。そのうち筆者もダンナも「片づけなさい」と小言をいうことがなくなり、出かける前の時間と気持ちにゆとりがうまれました。
▼使用メモ:ルンバが子どもの「お手伝いスイッチ」を入れる
そしてなんと、5歳の子どもはルンバの動きを理解していて、消しゴムのカスや工作で出たゴミ、食べこぼしをみつけるとルンバを持ってきます。すると、ルンバ周辺を掃除する「SPOTモード」のボタンをポチッ! 掃除をした後、「キレイにしたよ!」と得意顔で教えてくれました。
これまでも、小さなホウキを使って子どもたち自身で掃除をすることがあったのですが、ちり取りをうまく使いこなせず最終的に親の手を借りることがありました。でも、ルンバならボタンを押せばキレイになるので本人も「できた!」という感覚を持ちやすいようでした。ちょっと大げさかもしれませんが、子どもの「お手伝いする」というやる気をルンバがサポートしたように思います。