片手でラクラク持てちゃう!? 極小ゲーミングPC「NEXTGEAR-Cシリーズ」が登場

3Dゲームはもちろん、クリエイティブ系アプリも余裕で動かすパフォーマンス

最後に、借用した「NEXTGEAR-C ic100BA1-SP」でパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は「PCMark 8」「CINEBENCH R15」「CrystalDiskMark 5.2.2」でベンチマークを実施してみた。

PCMark 8 v2.7.613
Home Accelerated 3.0	4652
Creative Accelerated 3.0	6729
Work Accelerated 2.0	5065

CINEBENCH R15
OepnGL	106.92 fps
CPU	737 cb
CPU(Single Core)	161 cb

CrystalDiskMark 5.2.1(SSD)
Q32T1 シーケンシャルリード	559.820 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト	406.655 MB/s
4K Q32TI ランダムリード	290.093 MB/s
4K Q32TI ランダムライト	273.430 MB/s
シーケンシャルリード	530.256 MB/s
シーケンシャルライト	403.932 MB/s
4K ランダムリード	32.089 MB/s
4K ランダムライト	91.770 MB/s

CrystalDiskMark 5.2.1(HDD)
Q32T1 シーケンシャルリード	122.877 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト	120.963 MB/s
4K Q32TI ランダムリード	1.399 MB/s
4K Q32TI ランダムライト	1.417 MB/s
シーケンシャルリード	122.904 MB/s
シーケンシャルライト	121.650 MB/s
4K ランダムリード	0.537 MB/s
4K ランダムライト	1.390 MB/s

ハイエンドゲーミングノートPC向けのCPU「Core i7-7700HQ」と、外部グラフィックスにはVRにも対応可能な「NVIDIA GeForce GTX 1060」を搭載しているだけに、ベンチマークスコアは高水準だ。「PCMark 8」のHomeで4652、Creativeで6729、Workで5065と高いスコアを記録している。ゲーミング用途だけでなく、Adobe Photoshop、Lightroom、Premiereなどのクリエイティブ系アプリケーションも快適に動作させられるパフォーマンスだ。

なお今回の借用機にはSerial ATAIII接続のM.2 SSDが搭載されていたが、もし筆者が購入するならプラス4800円でPCI Express x4接続のM.2 SSD(256GB)を選択したいと思う。現状のままでも実用的なストレージ速度だが、本製品は自分でメモリ、ストレージを増設、交換するのは困難だ。予算の許す限りアップグレードしておくことをオススメする。

携帯性、設置性に特化した明快なコンセプトが魅力!

携帯性、設置性に特化した「NEXTGEAR-Cシリーズ」のコンセプトは明快。もちろんG-Tuneシリーズにはもっとハイパフォーマンスなマシンがある。しかし、海外にだって気軽に持っていけるサイズと重量は、本製品ならではのアドバンテージ。たとえハイパフォーマンスなゲーミングデスクトップPCをすでに持っていたとしても、持ち出し用として追加購入したくなる魅力のある製品だ。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー	マウスコンピューター
型番	NEXTGEAR-C ic100BA1-SP
CPU	Intel Core i7-7700HQ
メモリ	8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM
M.2 SSD	256GB Serial ATAIII
HDD	1TB Serial ATAII
チップセット	モバイル Intel HM175 チップセット
光学ドライブ	－
グラフィックス	NVIDIA GeForce GTX 1060
OS	Windows 10 Home 64ビット
LAN	ギガビット(10/100/1000)LAN、 IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース	USB 3.0 Type-A×4(前面×2、背面×2)、 USB 3.0 Type-C×1(背面)、USB 2.0×4(背面×4)
サイズ	W158×D143×H87mm
重量	約1.6kg
ディスプレイ	－
価格	159,800円(税別)