VRコンテンツを快適に動作させられるパフォーマンス

最後にベンチマークのスコアを見てみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 8 v2.7.613」、CPU/GPUベンチマーク「CINEBENCH R15」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 5.2.1」を実施してみた。

PCMark 8 v2.7.613
Home Accelerated 3.0 4492
Creative Accelerated 3.0 5852
Work Accelerated 2.0 4636
CINEBENCH R15
OepnGL 117.65 fps
CPU 668 cb
CPU(Single Core) 160 cb
CrystalDiskMark 5.2.1
Q32T1 シーケンシャルリード 118.216 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 112.596 MB/s
4K Q32TI ランダムリード 0.960 MB/s
4K Q32TI ランダムライト 1.102 MB/s
シーケンシャルリード 118.491 MB/s
シーケンシャルライト 114.930 MB/s
4K ランダムリード 0.427 MB/s
4K ランダムライト 1.111 MB/s

Core i7-7700HQとNVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)を搭載しているだけに、ベンチマークのスコアは十分満足いく結果だ。特にクリエイティブ系アプリケーションでの性能を測るPCMark 8「Creative Accelerated 3.0」では、「5852」と非常に高いスコアを叩き出した。

ストレージベンチマークの結果は、HDDということで低めに出ている。用途によって、高速ストレージが必要、あるいは快適な操作性を求めるならば、SSD搭載モデルを選ぶことをおすすめする。また前述の通り、「m-Book Tシリーズ」は高い基本性能を持つCPUとGPUをベースに、さらにメモリやストレージのバリエーションを豊富に用意しているので、価格重視・性能重視など個人のニーズに合わせ、自由に選ぶことが可能だ。

クリエイティブ系アプリ、3Dゲーム、VRコンテンツを楽しみたい方に!

全モデルでCore i7-7700HQとNVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)を搭載する「m-Book Tシリーズ」は、クリエイティブ系アプリケーション、3Dゲーム、VRコンテンツなどを快適に動作させられるだけのパフォーマンスを備えながら、129,800円(税別)から用意しているので、お買い得といえるだろう。

また、キーボードやタッチパッドなども質実剛健な作りで、インタフェースもUSB Type-C、HDMI、mini DisplayPortで最大4画面のマルチディスプレイ環境を構築できるなど充実している。

パフォーマンスと拡張性、さらにデザイン性も兼ね備えた「m-Book Tシリーズ」は、目的が明確に定まっている方にも、購入してから用途を決めようと思っている方にも、柔軟に対応できる一台だ。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 m-Book T500BN1
ディスプレイ 15.6型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080)
CPU Intel Core i7-7700HQ
メモリ 8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM
HDD 500GB SerialATAII
チップセット モバイル Intel HM175 チップセット
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN×1、
IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0 Type-A×3(左側面×2、右側面×1)、
USB 3.0 Type-C×1(右側面)
サイズ W385×D267×H26.4mm(折り畳み時/突起部含まず)
W385×D267×H30.3mm(折り畳み時/突起部含む)
重量 約2.6kg
バッテリー駆動時間 約4.3時間
価格 129,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2017/10/2(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/MB-T500BN1

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