ファーウェイが発表した「honor 9」は5.15インチのディスプレイとダブルレンズカメラを搭載したSIMフリースマートフォンだ。ハイエンドモデルと同等のスペックを搭載していながら価格が抑えられたコストパフォーマンス抜群の最新モデルである。
ファーウェイは日本でも人気急上昇中のスマートフォンメーカー。そのシェアは実に世界3位である。ハイスペックかつ高級感あるデザインながら価格は控えめな端末が人気の秘密だ。
ファーウェイのスマートフォンはいわゆるSIMフリー端末と呼ばれる。SIMフリーとはドコモやau、ソフトバンクといったキャリアに縛られない状態のこと。通話やインターネットに使用する通信用の「SIM」を入れ替えられるので(大手キャリアはここにロックがかかっていて別のキャリアでは端末が使えない)、いわゆるMVNOと呼ばれる様々な通信業者と自由に契約できるのだ。多くの場合、MVNOはキャリアよりも安価で、2年縛りなどもない。
さて、話を「honor 9」に戻そう。
これからの季節、ハロウィンやクリスマスといったイベントが目白押しで、今からワクワクしている人も多いと思うが、実はこの「honor 9」、そうしたイベントや友人たちとのパーティーで大活躍すること間違いなしのスマホなのだ。それはいったいどういうことなのか、詳しく紹介しよう。
高級感のあるデザインとハイエンドモデル同等の性能が魅力
まずはhonor 9の特徴を見ていこう。
なんといっても特筆すべきは、CPUにKirin960、4GBのメモリ、64GBの内蔵ストレージというスペック。また、大容量3,200mAhのバッテリーや急速充電などにも対応していて、コストパフォーマンスが非常に高いスマホとなっている。
非常に高級感があるのも「honor 9」の特徴。背面から側面にかけてゆるやかにラウンドする3Dカーブを描いたガラス面は手に馴染みやすく、さらに15層ものコーティングを施されている。マイクロパターンと呼ばれる仕上げにより、角度によって光沢がオーロラのように次々に表情を変える様は息を呑むほど美しい。
こうしたデザインは、ビジネスシーンはもちろん、カフェで一息付いているときなど、どのような場面でも決して悪目立ちせず、むしろいい意味で馴染むはずだ。昨今のスマートフォンは没個性的なデザインの端末が増えているが、「honor 9」であれば、むしろ個性を演出できる。
スマートフォンは今や単なる道具ではなく、ファッションと同じく自分自身を表現するためのアイテムの一つ。であればデザインにこだわるのは当然のことだ。その点でもhonor 9のスタイリッシュな外観は文句なしといえるだろう。
一方、背面がガラスとなると気になるのは耐久性だが、丈夫なガラス素材を採用しているおかげで、そう簡単に割れたりはしない。もちろん、落下や衝撃には細心の注意を払うべきだが、それは他のスマホも同様だ。
他に「honor 9」のユニークな機能として、5.15インチの大画面を生かしたマルチウインドウ機能がある。画面に2つのアプリを立ち上げることができるというもの(※マルチウィンドウ機能に対応しているアプリのみ)で、たとえば動画をみながらSNSもチェックする、ネットをみながらメールを打つといった使い方ができる。いちいち今やっているアプリを終了したくないという人にとっては最高に使い勝手のいい機能だろう。