テレマクロ撮影もできる優れた近接性能
近接性能の高さにも注目だ。最短撮影距離は0.45mで、最大撮影倍率は1:2.9に対応。ちょっとした小物や植物、昆虫などをクローズアップで写せるほか、食べ物のメモ記録用にも役立つだろう。
ズームを400mm側にして、最短撮影距離の0.45mの位置まで近寄って撮影。直径約2cmのプチトマトをクローズアップで捉えることができた。質感をリアルに再現する描写性能の高さも確認できる。マニュアル露出 (F11 1/60秒) ISO100 WB:太陽光 焦点距離:400mm |
母親の手のひらに我が子の手を重ねてスナップ。ズーム域が広く、近接性能が高いので、こんなちょっとしたカットも気軽に撮影できる。マニュアル露出 (F8 1/60秒) ISO200 WB:太陽光 焦点距離:118mm |
ピントを合わせたしべの部分はくっきりと解像。一方で背景部分には、滑らかなボケが生じ、深みと奥行きを感じる写真となった。マニュアル露出 (F8 1/100秒) ISO200 WB:太陽光 焦点距離:209mm |
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今回の撮影では、広角によるスナップから、望遠でのポートレートや、超望遠による動体撮影、テレマクロによるクローズアップまで、タムロン「18-400mm F/3.5-6.3 DiII VC HLD」が大活躍してくれた。
子どもの運動会や学芸会など、シャッターチャンスが一瞬しか訪れないシーンから、日々のテーブルフォトやスナップ写真まで、撮れないものがないと感じるくらいの自由度と万能性がある。今しか撮影できない我が子の成長記録や家族の思い出を確実に残すには、まさに最適なレンズと言えるだろう。
子どもが成長するにつれて、動き回る範囲が広がり、標準ズームでは物足りなくなる。だが、ズーム比22.2倍なら不足を感じることはない。シャッター優先AE (F6.3 1/800秒) ISO800 WB:太陽光 焦点距離:400mm |
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