スタンダードノートPCのパフォーマンスはいかに?
さて最後に、手ごろな価格が魅力の「m-Book B503S」のパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は「CINEBENCH R15」「CrystalDiskMark 5.2.1」「Adobe Photoshop Lightroom CC」でベンチマークを実施してみた。
「Intel Celeron プロセッサー N3450」を搭載する「m-Book B503S」はエントリーからメインストリーム手前といったスペックだが、Windowsのシステムドライブにはシーケンシャルリードで500MB/sを超えるSSDが採用されているおかげで、OS、アプリケーションの起動、一般的な操作ではハイエンドノートと比べても、ベンチマークスコアほどの差は感じない。オフィスアプリケーション、Webブラウジング、動画鑑賞など一般的な用途であればストレスなく利用できるはずだ。
価格以上の価値があるスタンダードノートPC
「m-Book B503S」最大の売りはバランスの良さ。価格ありきでスペックを決めるのではなく、スタンダードノートPCに適切なパーツを積み上げたうえで、企業努力によりコストカットすることで、59,800円 (送料・税別)という低価格を実現したのだろう。
本製品は処理スピードだけは割り切りが必要だ。しかし、適度なメモリ容量、システムドライブの高速性、データドライブの大容量、必要十分なディスプレイ解像度、キーボード&タッチパッドの操作性、女性にも選びやすいデザイン性など、絶妙なバランス感のもと仕上げられている。「m-Book B503S」は、価格以上の価値があるスタンダードノートPCであることは間違いない。3,000台限定ということなので、迷っているようなら早めの決断をオススメする。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
検証機のスペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
型番 | m-Book B503S |
ディスプレイ | 15.6型フルHDグレア液晶(1,920×1,080ドット、LEDバックライト) |
CPU | Intel Celeron プロセッサー N3450 |
メモリ | 8GB PC3-12800 DDR3L SO-DIMM |
SDD | 120GB SerialATAIII |
HDD | 1TB SerialATAII |
チップセット | - |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | Intel HD グラフィックス 500 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN×1、 IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN |
インタフェース | USB 3.0×2(Type-A/左側面×1、Type-C/左側面×1)、USB 2.0×2(右側面) |
サイズ | W376×D260×H23~32.6mm |
重量 | 約2.3kg |
バッテリー駆動時間 | 約5.4時間 |
価格・構成については、2017/9/4(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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