持ってよし、撮ってよしの満足機
ここまで、動体撮影や暗所撮影を通じてEOS M6の実力を見てきた。まとめとして、「EOS M6は買いか?」と聞かれれば、筆者は迷わず「YES」と答える。特に、AF測距点の数が少ないエントリー機や、ISO1600でもノイズが気になるような旧機種のユーザーは、買い替えれば確実に満足できるし、これまで撮ってこなかった被写体にも挑めるようになる。
今回は詳しく触れなかったが、通信機能はWi-FiとNFCに加えて、Bluetooth Low Energy(BLE)にも対応。BLEを使えば、消費電力を抑えつつスマートフォンと常時接続できるので、Instagramでの投稿もスムーズに行える。
マウントアダプター「EF-EOSM」を使えば、これまで買い揃えたEFレンズをEOS M6に取り付けられる。写真は、EOS M6とEF-EOSM、EF50mm F1.8 STM(およびレンズフード ES-68)の組み合わせ。レンズフードから連なる型番のロゴと赤い点のアクセントに筆者も惚れる |
「カバンから出して持ち歩きたくなる」デザインも好感度大。休日に気軽にスナップを楽しむもよし。きちっと正装した結婚式でも、EOS M6のスタイリングなら首からぶら下げて違和感はないだろう。ちょっと難しめの被写体にも対応できる実力を持ちながら、小型軽量で機動力抜群。万能なミラーレスカメラとして、レンズ交換式カメラを初めて買う人にもオススメできる。
その他作例
機材・人物撮影:高嶋一成
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