Z270チップセットを採用、購入後の拡張にも対応
左側面には大きなエアホールが設けられており、搭載されたグラフィックスカードも確認できる。そのままでもエアフロー向上効果が期待できるほか、さらに冷却を強化したい場合はファンを追加することも可能だ。左側面のパネルを開けると、きれいにケーブリングされた内部構造が確認できる。マザーボードベースの右側にあるケーブルホールと裏側のスペースを活用して、空気の流れを妨げない配線が行われているのが好印象だ。
左側面の様子。パネルには大きなエアホールが設けられており、電源投入時にはLEDが搭載されたGeForceのロゴが点灯する |
左側面のパネルを開けたところ。多くの内部ケーブルを使用しながらも、まったくごちゃごちゃした印象を受けない |
マザーボードには、Z270チップセットを搭載した製品を採用。M.2スロットなども用意されており、拡張性も十分だ。拡張ベイは5インチオープンベイ×1、5インチベイ×2、3.5/2.5インチベイ×4を搭載。またカタログスペックにはないが、ストレージ用金属ケージ上部に2.5インチベイ×1が搭載されている。このうち、5インチベイ×1がDVDスーパーマルチドライブで、3.5/2.5インチベイ×2がSSDとHDDで使用済みだ。いずれも専用の固定用具により工具なしで着脱できる。
Z270チップセットを搭載したマザーボードを採用。M.2スロットが用意されているため、より高速なストレージなども利用できる |
ストレージ用の金属ケージには、SSDとHDDが取り付け済み。速度と容量のいいとこ取りをした組み合わせだ |
高FPSや高解像度でゲームを楽しむゲーマー垂涎のゲーミングPC
「NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti」を搭載した「LEVEL-R027-i7K-XNA」の3Dゲーム性能は圧倒的だ。ほとんどのゲームで動作に最も支障がないシングルGPU構成ながらも、多くのゲームで実現が難しかった4K解像度(3840×2160ドット)での快適な動作を実現している。それでいて2017年5月下旬現在、価格は218,980円(税別)に抑えられているため、これから発売されるであろう最新タイトルを快適に楽しみたいなら、抜群のチョイスとなる。また古いタイトルであっても、高FPSや高解像度動作が期待できそうだ。
一方で、まだリフレッシュレート60HzのフルHDディスプレイを使用しているようなカジュアルゲーマーの方には恩恵が薄い。 GeForce GTX 1080 Tiの高い性能をフルに発揮させる機会がないため、投資しただけのメリットを得るのは当分難しいだろう。
もしカジュアルゲーマーの方が本機を購入されるのであれば、使用しているディスプレイの買い替えも併せてオススメしたい。対戦ゲームで"勝つ"ことを主眼に置くならば高リフレッシュレートのゲーミングモニタを、ゲームの世界に没入したいのであれば4Kモニタやウルトラワイドモニタを購入することで、これまでとはまったく違う世界を体験することができる。6月には「鉄拳7」、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」が、さらに2017年後半には、「STARWARS BATTLEFRONT2」、「Call of Duty: WWII」など、話題のゲームが続々とリリースされる。夏休み前に、ゲーム環境のリプレースを検討するのも良さそうだ。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | ユニットコム |
---|---|
型番 | LEVEL-R027-i7K-XNA |
CPU | Intel Core i7-7700K |
メモリ | 16GB DDR4-2400 DIMM (PC4-19200) |
SSD | 480GB |
HDD | 2TB |
チップセット | Intel Z270 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビットLAN |
インタフェース | USB 3.0×5(上面×1、背面×4)、USB 2.0×4(上面×2、背面×2) |
サイズ | W190×D477×H432mm(※最大突起物除く) |
ディスプレイ | - |
価格 | 218,980円(税別) |
Tomb Raider © Square Enix Ltd. 2016. Published by Square Enix Co., Ltd.
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