コンパクトながら高いパフォーマンスを発揮

それでは「NEXTGEAR-NOTE i4400BA1」の実力を見るべく、各種ベンチマークの結果をチェックしていきたい。なお、ベンチマークの実施にあたっては、本機が備える最大パフォーマンスを確認するため、付属アプリケーション「CONTROL CENTER」のパフォーマンス切り替え機能で「パフォーマンス」を選択してある。

まずはWindowsの快適さを評価するプログラム「WinSAT.exe」の実行結果を「Windowsエクスペリエンス インデックス」の形式で紹介しよう。「一番低いサブスコア」はグラフィックスの5だが、こちらは内蔵グラフィックスのスコアが表示される。ディスクリートGPU(GTX1050 Ti)によるパフォーマンスはもっと高い。プロセッサとメモリはいずれも8.3と、非常に優秀なスコアを記録している。プライマリ ハードディスクの5.9についても、HDD搭載モデルという点を考慮すれば納得の数値だ。

Windowsエクスペリエンス インデックスの結果

PCの総合的な力を見る「PCMark 8」の総合スコアは、14型液晶搭載モデルとして高レベルな3,170をマーク。グラフィックス性能を測る「3DMark」は、DirectX 11対応のグラフィックテスト「Fire Strike」が6,797、DirectX 12対応のグラフィックテスト「Time Spy」が2,446と、いずれもコンパクトな本体サイズを感じさせない数値を記録している。

「PCMark 8」の結果

「3DMark」Fire Strikeの結果

「3DMark」Time Spyの結果

本格ゲームタイトルもサクサク楽しめる!

実際のゲームの動きについては、「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」でチェックしてみた。このベンチマークテストではスコアが7000を超えると「非常に快適」評価となるため、ここが1つの目安となる。その結果、フルHD解像度のウィンドウモードでグラフィックスを「最高品質」に設定しても、最高評価である「非常に快適」をマーク。Intel Core i7-7700HQ プロセッサーやGeForce GTX 1050 Ti(4GB)の採用による、パフォーマンスの高さが表れている。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」をフルHD解像度、「最高品質」で実行