マウスコンピューターのクリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」から、sRGB比95%の液晶パネルを搭載した、15.6型ノートPC「DAIV-NG5720」シリーズが登場した。コンパクトながら非常に高いパフォーマンスを備えており、外出先でもサクサク仕事がこなせるスタイルは、クリエイターにとって心強い味方だ。その中から今回は、デュアルストレージ搭載モデル「DAIV-NG5720S1-SH2」を紹介しよう。
色域測定済み! クリエイターも安心の液晶パネルを採用
「DAIV-NG5720」シリーズは、グラフィックスに「GeForce GTX VR Ready」準拠の外部GPU「GeForce GTX 1060(3GB)」を標準搭載したクリエイター向けモデルだ。Intel Core i7-7700HQ プロセッサや16GBメモリなどの優れたパフォーマンスと共に、画像編集/動画編集/3DCG/CAD/CAMといった幅広いクリエイター用途で実力を発揮してくれる。さらに、色域豊かなsRGB比95%対応のIPS液晶パネルを採用しているのもポイント。高い色再現性をもつ「DAIV-NG5720」シリーズのディスプレイは、一般的なディスプレイと比べ、グラデーションなどを美しく表現することができる。
クリエイターにとって色の再現性は極めて重要なだけに、これまではカラーマネジメント済みの外部液晶でしか作業ができなかったケースも多いと思うが、同シリーズなら外出先でも高精度な色調確認が可能となる。また、工場出荷時には色域の全数測定を実施しており、表現可能な範囲を明記した「色域出荷データシート」が同梱するのも安心材料の一つだ。
そしてもう一つ、「DAIV-NG5720」シリーズにはグラフィックス機能を「GeForce GTX 1060(3GB)」に固定可能な「GPU Switch」が搭載されているのもうれしいところ。一般的なノートPCでは、たとえ外部GPUを搭載していても負荷に応じてCPU内蔵の「Intel HD グラフィックス」が動作し、処理速度に不満を感じるケースが多かった。しかしこの「GPU Switch」があれば、常に外部GPUのパフォーマンスが生かせるため、ストレスなく快適な作業ができる。
付属アプリケーション「CONTROL CENTER」の「ゲーミング」項目にある「GPU切り替え」を、「MSHYBRID」から「ディスクリート」に変更すれば、グラフィックス機能が「GeForce GTX 1060(3GB)」に固定される |
「DAIV-NG5720S1-SH2」ならではの特徴としては、256GBのM.2 SSDと1TBのHDDを搭載したデュアルストレージ構成が挙げられる。クリエイターにとって、日ごろの作業効率を高めるアクセススピードと、資料などを含む大容量データの保存はいずれも欠かせないもの。その両方をかなえてくれるのが、このデュアルストレージ構成というわけだ。