2017年が始まり、はや3ヶ月が経過した。これから始まる新生活に合わせ、電話やプリンターを用意しようと考えている方も多いはず。そんな方にオススメなのが電話機付きプリンター。しかし、電話機付きプリンターは、その大きさと電話回線の差込口の制約により、設置が難しいのが欠点だ。この問題を「通信ボックス」によって解決したのが、ブラザーのプリビオ「MFC-J837DN」。4月からの新生活にもピッタリな本機の機能を詳しく見ていこう。
一台5役のプリンター複合機
「MFC-J837DN」は、プリンター、コピー、スキャナ、FAX、電話の5役を一台でこなせる電話機付きプリンターだ。ホワイトで彩られたデザインは無骨さを感じさせず、家庭内にもしっくりなじむだろう。また本体のサイズはW400×D341×H151mmと複合機としてはかなりコンパクトな点も魅力。コントロールパネルに関しても、電源ボタン以外はタッチ式となっており、操作が分かりやすい。スマートフォン・タブレットとの連携も進んでおり、PCなしでも家族みんなが使える製品に仕上がっている。
通信ボックスの採用で、本体も電話機も好きな場所に設置できる
しかし、電話機付きプリンターといえば、気になるのは本体の置き場所。なぜなら、通常のUSBやLAN、電源ケーブルだけでなく、電話線を接続しなくてはならないからだ。そんな接続の悩みを解決するため、同梱されている機器が、「通信ボックス」。この通信ボックスが、コードレス電話や本体との無線通信を可能にするため、通信ボックスに電話線さえつないでしまえば、電話や本体は全く別の場所に設置できる。
「MFC-J837DN」の最大の魅力ともいえる、通信ボックス。プリンター本体やコードレス電話機に電話線をつなぐ必要がない |
通信ボックスの背面には、設定リセットボタン、モジュラーコネクタ、ACアダプタの差込口が用意されている |
通信ボックス用のACアダプタ。小さめのサイズで、周囲のコンセント口をつぶしてしまう心配も少ない |
多くの家庭では、電話用のモジュラーコネクタは一か所しか存在していない。そのため、"書斎にFAX機能付きプリンターを置きたいが、電話線が届かない"といった問題が発生してしまいがちだ。しかし本機なら、通信ボックスから電波が届く範囲であれば、プリンターでFAXの送受信が可能。"モジュラーコネクタがあるのは居間だが、プリンターは書斎、電話機はキッチンに置いておきたい"、"ワンルームで電話線周りにスペースの余裕がない"といった場合でも、自由に置き場所を選べる。