美しさに思わず「すげえ」
タイトル画面が表示されたところで、思わず「すげえ」と声が漏れてしまった。期待通り、いやそれ以上に美しい画面が投影されたのである。そして迫力がすごい。写真だと大きさがあまり伝わらないかもしれないが、100型というサイズはさすがに圧巻だ。映像が迫ってくるようである。
これだけ画面が大きく、そして自分自身から近いと、得られる没入感もすさまじい。まるで自分がその映像の中に入り込んだような錯覚を覚えてしまう。
映像だけでなく、サウンドもなかなか優秀だ。さすがに本格的な専用スピーカーには勝てないが、十分に"聴ける"音質である。ボリュームも十分に出る。
HT2150STの解像度はフルHD。最近ではさらにその上の解像度である4Kも登場しているが、対応していないコンテンツもまだ多いし、一般的な鑑賞ではフルHDで十分すぎるほど美しい。ちょっと前のプロジェクターに対するイメージを覆してくれる映像美だ。
ちなみにHT2150STは、選択可能なピクチャモードとして、「ゲームモード」を搭載する。暗い室内でゲームモードを使用すれば、暗い影や明るいハイライトで見えにくい細部も、階調表現を最適化して見やすく投射してくれる。また、明るい室内向けの「ゲーム(ブライト)モード」も選択可能なため、照明環境に応じた使い分けが可能だ。
そのほか、「ブライトモード」(写真左)、「ビビッドモード」(写真中)、「シネマモード」も搭載。用途にあったピクチャモードを選択しよう。