残像が少なく動きに強いパネル
パネルにはDLPを採用。ここは少し説明が必要だろう。
プロジェクターのパネルには主に液晶、DLP、LCOSの3種類があり、それぞれ特性が異なっている。中でもDLPは階調表現と黒の表現力に優れており、コントラストを高く出しやすい。また、コンパクトで低価格な製品が多いのも魅力なのだ。
逆にこれまで言われてきたDLPの欠点は、レインボーノイズと呼ばれる虹状の模様が見えること。だが、HT2150STはカラーホイールがBrilliantColor技術とRGBRGBの6倍速で強化されており、レインボーノイズを抑えることに成功している。美しいグラフィックのゲームを堪能するなら、これは非常に嬉しい改良点だ。
ゲームといえば重要なのが応答速度。動きのブレや遅延があってはせっかくの映像も台無し。ストレスが溜まってしまう。
その点についても、HT2150STはもともと残像が少なく動きに強いDLPであることに加えて、応答速度の高速化を図ることで解決してきた。実際にゲームをプレイしてみたが、たしかに違和感なくテレビと同じ感覚でプレイすることができる。通常のゲームプレイであればまったくストレスを感じることなく遊べるだろう。
ちなみにHT2150STは「ゲームモード」を搭載する。暗い室内でゲームモードを使用すれば、暗い影や明るいハイライトで見えにくい細部も、階調表現を最適化して見やすく投射してくれる。また、明るい室内向けの「ゲーム(ブライト)モード」も選択可能なため、照明環境に応じた使い分けが可能だ。
ゲームといえば音質も大事な要素だが、HT2150STはスピーカーも強化。チャンバー型スピーカーを2基搭載しステレオ化。オーディオエンハンサーとして、CinemaMaster Audio+技術を標準搭載し、高音質なサウンドを実現している。実際に聞いてみたが、たしかに音質も音量も十分に満足いくものだった。
インタフェースも直感的だ。本体上部には各種操作ボタンと、フォーカスリング、1.2倍のズームレバーを装備。リモコンはボタンが赤く光る仕様になっており、暗い部屋でも使いやすく配慮されている。
また、Type-AのUSBによるモバイル充電対応や、スマホ・タブレットからコンテンツをストリーミングするためのMHL技術もサポートと隙のない仕様だ。
コンパクトで扱いやすく、それでいて最近のグラフィカルなゲームを楽しむのに十分な画質・音質・応答速度を備えたHT2150ST。
美麗なグラフィックのゲームを楽しむのに、大画面テレビを必要としない時代がやってきたのかもしれない。
(マイナビニュース広告企画:提供 ベンキュージャパン株式会社)
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