クイズ番組で、クイズの達人たちが圧倒的な知識量と早押しスピードで対戦する様を見て、驚いた経験のある方も多いだろう。古川洋平さんは高校生時代に有名クイズ番組の高校生大会で二冠を達成した。数々のクイズ大会で優勝し続ける中で、ついたあだ名は「クイズ王」。現在はクイズ作家としても活躍している。

受験シーズン真っただ中、クイズ王の古川さんに、受験でも使えそうな勉強のテクニックを教えてもらった。記事後半では、消化吸収が緩やかな天然の糖・「パラチノース」に関連したクイズを出題し、実際にクイズに答える過程を披露してもらう。

クイズ作家。学生時代から数々のクイズ大会で優勝を重ね、2014年にクイズ作家として独立。現在は『くりぃむクイズ ミラクル9』『高校生クイズ』などの番組を担当している。仙台市生まれ、葛飾区在住。33歳

パラチノース配合のスローカロリーシュガーの詳細はコチラから

クイズ王への道

-古川さんは高校時代に有名クイズ大会で二冠を達成されていらっしゃいますが、昔からクイズがお好きだったんですか?

クイズの早押し機に初めて触ったのは幼稚園の頃です。クイズ番組好きの親父が「ウルトラクイズ」の早押し機と過去問のセットを買ってきてくれて。絵本を読むのと同じ感覚で過去問を読んで遊んでいました。でも小・中学校時代はバスケットボールに熱中していて、クイズはほとんどやっていなかったんです。たまたま高校にクイズ研究会があり、「いつでも辞められるし」と軽い気持ちで入部しました。

-そこから高校二冠を達成するほどクイズに熱中したのには、何かきっかけがあったんですか?

初めてクイズ研究会に行った日、早押しクイズをやったんです。新入部員同士で戦うと、昔とった杵柄で自分だけがどんどん正解できて、これは向いてるんじゃないかと。その上、部長にも「このままいけば『アタック25』の高校生大会でも優勝できるよ!」と言われ、すっかり調子に乗りました。

その勢いでクイズを続けていったら、本当に2年生の夏に「アタック25」で優勝して。それからはもっと実力をつけたいと思い、更にクイズにのめり込んでいきましたね。

受験にも活かせる「クイズ王」の勉強方法

-そうだったんですね。古川さんの出身校である仙台第一高校は進学校としても有名ですが、勉強もしっかりされていたのでしょうか。

初めのうちはクイズほど真剣には取り組んでいませんでした。授業も聞いていたし一応勉強はしていたんですけど、習ったことが将来何に使えるのか疑問に思っていたんですね。 でもある時、授業で得た知識がクイズにも生かせると気づいてからは、勉強で知識を入れるのが楽しくなりました。そして実際、クイズだけでなく後々の仕事などにも、受験勉強で得たことは役に立っています。

-確かに、受験勉強の知識や手法は意外なところで役に立ちますよね。ところで、クイズには膨大な知識量が必要になるかと思うのですが、何をどのように勉強されているんでしょう。