次に中級編として、ステップ2の見本で簡単な立体作品づくりに挑戦。立体作品は我が子も初めてなので、見本どおりに慎重に並べていた。しかし、見本の作図をよく見ると、基本的には平面のものと、それを立てるスタンドという組み合わせになっている。出来たものを組み立ててみると、土台となる部分に挿し込み口があり、それに合うように本体側に突起を付けることで、パズルのように嵌め合せるようになっていることに気付く。この法則を応用すれば、オリジナルの平面の作品でも簡単にスタンドに立たせることができるだろう。スタンドに作品を立てれば、インテリアとして部屋に飾れるようになる。
そしてステップ3が本格的な立体ビーズアートだ。ステップ2で、なんとなくパーツを複数用意して、それをパズルのように組み立てて立体作品にしていくことは想像が付く。しかし、いきなりオリジナルはやはり難しいので、今度もイメージシートの見本のとおりにビーズを並べてみた。立体作品なので複数のものをパーツとして用意する必要がある。しかし、1面をつくっては組み立てという作業を繰り返しているうちに、どの部分がどのように組み合わさって立体作品になるのかがだんだんわかってくる。早く次のパーツをつくりたいと集中力も加速し、どんどんのめり込んでいってしまうからおもしろい。
ステップ3の作品はすべてLサイズの四角いプレートを使用するのだが、慣れてくると1つのプレート上に複数のパーツのビーズを工夫して並べられるようになるので、親子や兄弟姉妹で共作するといった感じに。ビーズを並べる作業以外でも、ビーズの色をより分ける係と並べる係など分担を決め、効率よく共同作業で進めていくというやり方も。
そんなわけで、すべてのパーツを揃えて、電車型のボックスとお菓子の家を作成。はじめは難しそうに思えたが、見本のとおりつくれば誰でも簡単にできる。同じデザインのものでも色を変えたり、形は同じでも模様を変えてみたりと楽しみ方は何通りにも広がる。そして何個もつくっているうちにオリジナルの作品にも挑戦してみたくなる。
電車型ボックスとお菓子の家は平面の作品よりも慎重さを要する作業だったが、小4男児1人でもつくりあげることができた。たくさんのパーツをつくらなければならず、なかなか根気のいる作業だったものの、最後まで1人でやり通した後は本人も得意げ。
今回、3段階の手順どおりにパーラービーズを子どもと一緒につくってみて感じたのは、コラボレーションすることの楽しさ。「カラフルビーズたっぷりセット」ならイメージシートの作品をひと通りつくっても余るほどたっぷりのビーズが入っているが、自由にたくさんつくっていると、好きな色のビーズが足りなくなるということもある。しかし、そういう場合にも別の色に置き換えてみるなど創意工夫をしたり、先を見通す力が養われてきたり、子どもの能力の発達が感じられるのもうれしい。並べたビーズが間違っていないかなど見比べたりするだけでも相当の集中力が必要だが、最後まであきらめずに根気よくやり通す力が培われていくのを実感する。
ものをつくることの楽しさだけでなく、知育的要素が多く、またつくった作品がインテリアやアクセサリーにもなるパーラービーズ。毎日忙しいママやパパも、仕事や育児の手をやすめて気分転換を兼ねて子どもといっしょにパーラービーズを楽しんでみてほしい。
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