PCケースにマザーボードとドライブを固定してケーブルで接続
PCケースを箱から取り出したら、DVDドライブとSSDの取り付けだ。森田氏は押し込むだけで取り付けられる最近の5インチベイについて解説。DVDドライブはサイズが大きく構造も簡便なためか、両家族ともスムーズに取り付けが行えた。次にSSDのパッケージを開封し、ストレージ用のトレイにSSD本体をねじ止め。同じようにケージに取り付けを行う。双子の姉妹は普段はあまり工具などを使用しないとのことだったが、スタッフから「普段からドライバーを使っているのですか?」と聞かれるほどの手際の良さとチームワークで、あっという間に取り付けを終えていた。
さらに、各種パーツを取り付けたマザーボードをケースに取り付けるため、バックプレートをケースにはめ込む。コツと力が必要なため、両親子ともなかなか苦戦したようだ。続いてマザーボードをケースに固定。取り付けのコツとして、森田氏はマザーボードの4スミのネジ穴から固定していくことをおすすめしていた。
ケーブルの取り付けは、マザーボードのマニュアルを読みながらの作業だ。とくに難しいのが、電源やLEDなどのケーブルの取り付け。+/-極をしっかり確認しながらつなぎ、こちらの作業も無事にクリア。DVDドライブとSSDをSATAケーブルでマザーボードと接続したら、最後に電源ユニットを取り付け、各パーツに配線。最後にケーブル接続を再チェックして問題がないことを確認したら、組み立て作業は終了だ。
Windows 10のインストールをもって自作パソコン完成!
用意されたディスプレイ、キーボード、マウスを接続して電源を投入したところ、2組とも無事に起動画面が確認できた。起動後、Windows 10をインストールする前準備として、森田氏によるUEFI BIOSの解説が行われる。日付やSATAの動作モードなどを確認したのち、Windows 10 Home 64bit DSP版のパッケージを開封し、DVDドライブにディスクをセット。ウィザード画面に沿って進め、ライセンスを入力したら、あとはインストールが完了されるのを待つだけ。ほっと胸をなでおろす瞬間だろう。
待ち時間を利用して、使用した工具や開封したパッケージの整理が始まる。完成し、無事に動作しているパソコンを見て、笑顔があふれていたのが印象的だ。こうして完成した自作パソコンは、元通りに箱詰めされ、各親子のもとへ配送の手続きが取られる。最後に、ユニットコムの販促企画部課長・宮森秀樹氏から、終了証書が授与された。
親子連れに大人気のパソコン工房・自作パソコン組立教室
今回で3回目となる、パソコン工房の自作パソコン組立教室。不定期に実施しているイベントながらも、次の開催を心待ちにする声もあるという。宮森氏は「今後も、各地方の別店舗で開催していきたい」と語った。パソコンという身近な機械の構造に触れることができ、親子のふれあいにもなるイベントだけに、その評判は上々のようだ。まだ次回開催は決まっていないが、興味をお持ちのご家庭は、ぜひパソコン工房の店舗やWebページをチェックしてみてほしい。
なお、パソコン工房・大阪日本橋店では、当日この組み立て教室の他、ウエスタンデジタルによるイベントが開催されていた。大容量HDDが特価販売されたほか、大抽選会によって液晶ディスプレイやタブレット、ゲーミングデバイスがプレゼントされており、こちらも大いに盛り上がりを見せていた。パソコン工房を訪れた際は、こういったお得情報もしっかり確認しておきたい。
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