花の接写も気軽に楽しめる小型軽量マクロレンズ登場
昔から人気の高い撮影ジャンルのひとつに「花マクロ」というものがある。身近な被写体である植物を、画面いっぱいにクローズアップで捉えた写真だ。カラフルで美しい花マクロ写真を見て、自分も撮ってみたいと感じた人も多いだろう。
だが実際に挑戦してみると、狙ったイメージどおりに撮るのは簡単ではない、と気付くはず。手ブレや被写体ブレが生じる、ピントが合わない、暗く写る、大きく写せない、迫力がない……などなど、花マクロ写真の奥は結構深い。もちろん、難しいからこそ挑戦する価値はあるし、うまく撮れたときの達成感も大きい。
そんな花マクロ写真に最適なレンズが、キヤノンから新登場した。同社のミラーレスカメラ「EOS M」シリーズ用のマクロレンズ「EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM」だ。質量わずか約130gの軽さにもかかわらず、等倍を超える1.2倍の撮影倍率を実現しつつ、手ブレを防ぐ「ハイブリッドIS」や、細部を明るく照らす「LEDライト」を内蔵したユニークかつ高スペックな製品である。