TSUKUMO(以下、ツクモ)のゲーミングPCブランド「G-GEAR」から、この夏休みにピッタリの新モデルが発売された。それが15.6型のミドルレンジゲーミングノート「G-GEAR note N1563J」シリーズだ。今回は、CPUにCore i7を搭載し、ゲームを盛り上げてくれるスタイリッシュなデザインを採用しながらも、価格は119,800円(税別)に抑えられた「G-GEAR note N1563J-710/T」を紹介しよう。

約12万円から購入できるというコストパフォーマンスが光る「G-GEAR note N1563J-710/T」

ブラック&レッドのデザインが映えるスタイリッシュな筐体

「G-GEAR note N1563J-710/T」は、15.6型のゲーミングノートPCだ。ノングレアの液晶ディスプレイを搭載しており、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。現在のゲームにおける標準的な解像度をカバーしつつも、発色と視野角に優れたIPS方式の液晶パネルを採用しているため、色鮮やかで鮮明な映像でゲームを楽しむことができる。

反射の少ないノングレア処理が施されたIPS方式の液晶パネルは、視野角が広く色鮮やかだ

本体寸法はW349×H247×D25.4mm、重量は約2.7kgと、ゲーミングノートとしては比較的小ぶりに設計されている。ブラックを基調にしながらもレッドのアクセントカラーが随所に散りばめられたデザインが特徴的だ。また、樹脂製の天板にあるレッドラインは電源投入時にはLEDによって赤く点灯し、雰囲気を盛り上げてくれる。ACアダプタのサイズはW168×D70×H40mmと、厚みはあるものの横幅が抑えられており、電源ケーブルは3ピンメガネタイプを採用している。

ゲーミングPCらしいデザインが施された天板。電源を投入するとレッドライン内部のLEDが輝く

ゲーミングモデルながらも底面のエアホールはそれほど多くなく、本機の効率の良いエアフロー構造が垣間見える

150W出力のACアダプタと電源ケーブル。厚みはそこそこあるものの、横幅が短く取り回しがしやすい

USB 3.1 Type-Cなどの最新端子を本体背面に装備

本機の特色の一つが、豊富なインターフェースだ。一般的なノートPCとは違い、接続端子の多くは本体背面に搭載されており、逆に本体左側面には一切インターフェースを備えていない。実際に背面に用意されている端子を確認していくと、左から電源コネクタ、HDMI出力、有線ギガビットLAN、USB 3.0×2(うち1基はパワーオフ充電対応)、USB 3.1 Type-Cとなる。スマートフォンなどで採用が増えてきたUSB 3.1 Type-Cは、より高い給電能力と転送速度を備え、裏表の区別なく接続可能だ。本体右側面にはヘッドフォン出力、マイク入力、USB 2.0×2、SD/MMC対応カードリーダーという使用頻度が高いであろうインターフェースを搭載している。

本体背面には電源コネクタ、HDMI出力、有線ギガビットLAN、USB 3.0×2(パワーオフ充電対応×1)、USB 3.1 Type-Cを搭載している

本体右側面の様子。ヘッドフォン出力、マイク入力、USB 2.0×2、SD/MMC対応カードリーダーなど挿抜する機会が多い端子が中心だ

クーラーブースト機能で長時間のプレイでも安心!

電源ボタンはキーボード上部左側に搭載されており、こちらも電源投入時には赤いLEDが点灯する。上部右側には、本機の独自機能「クーラーブースト」をON/OFFするボタンを装備している。これは、通常、温度によって自動で回転数が変化するファンを、強制的に最高回転で動作させる機能だ。最新の3Dゲームなどであらかじめ負荷がかかることが予想できる場合や、長時間に渡るゲームプレイ後に温度を強制的に下げたい場合などに活躍するだろう。もちろんONにするとその分ファンの騒音が発生するため、ここぞという状況で使いたい。液晶ディスプレイ上部には200万画素のWebカメラとモノラルマイクを内蔵。カメラの周囲は赤いラインで囲まれている。

電源ボタンとクーラーブーストボタン。長時間のゲームプレイで本体が熱を持ってしまった場合は、クーラーブーストで強制排熱を行おう

液晶ディスプレイ上部に装備された200万画素のWebカメラとモノラルマイク。こちらも赤い枠で装飾が行われている