父と子のブロック教室
きょうりゅうシリーズは全部で6種類。ティラノサウルス、トリケラトプス、アンキロサウルス、プテラノドン、ステゴサウルス、そしてブラキオサウルスだ。
今回は近所に住む友人父子もお招きし、二家族で楽しむことにした。筆者の息子Dは、ブロックを少し組み上げただけで満足してしまい、出来上がった「顔」や「腕」などで他のおもちゃとの異種格闘技戦にもつれ込みがちな、熱しやすく冷めやすいタイプ。対して友人の息子さんRくんは頭脳明晰な秀才タイプ。ブロックも着実に最後まで組み上げてくれること疑いなし。Dより一つ年下の年長さんだが、すでに字もDよりうまい。
ティラノサウルスの箱を開けると、二つのビニール袋に分かれて65個(個体差有り)のピースが封入されている。そして「ユナイトカード」というカードが1枚。これは合体させるときに使用する。詳しくは後述したい。
ピースは「ナノブロック」より大きいとはいえ、最も小さいものの一辺の長さははわずか6.0mm。ビニール袋を開封する際は、ピースの紛失を防ぐために箱を用意しておいたほうがよいだろう。
説明書には、まず使うピースが提示され、組み方が詳解されている。6歳前後の子供が、数十個のピースの中から使うピースを探し当てるのはなかなか大変な作業だ。そこで父がピックアップし、息子が組み立てるというフローで進めた。これはかなり良い。息子の真剣な顔を見逃すことなく、共同作業をしている実感も味わえる。向きに注意しながら組み立てる箇所もあるため、要所要所で手助けしてやるとよい。
形ができてくると、作業は加速度的に楽しくなってくる。あっという間に、基本の「ノーマルモード」が組み上がった。
説明書によると「変身前の本来の姿」だとか。では早速変身させてみたい。