高速なCPUとSSDにより広く活躍できる処理能力
最後に、各種ベンチマークテストで「LB-J770X-SH2」のパフォーマンスを測っていきたい。まずは「WIN SCORE SHARE」を利用したWindows エクスペリエンス インデックス スコアから見ていこう。SSDの効果は非常に高く、プライマリディスクの項目は"8.2"と極めて高い。またプロセッサとメモリの値から、CPUの処理能力の高さもうかがえる。グラフィックスは"6.1"と他の項目と比較すると控えめだが、CPU内蔵グラフィックスを利用している点を踏まえると、十分検討しているといえそうだ。
「CINEBENCH R15」では、2コア4スレッドというCore i7-5500Uの特性上、CPUの値はそれなり。しかしCPU(Single Core)のスコアはかなり優秀であるため、マルチスレッドを駆使するアプリでなければ、十分な処理速度を得られそうだ。
Futuremarkの定番ベンチ「PCMark 8」のHome accelerated 3.0では、かなりの高スコアが確認できた。日常的に利用するWebアプリや事務処理用のオフィスアプリ、簡単な画像編集などでは、快適な環境を実現できるだろう。CPU内蔵グラフィックスを利用しているため「3DMark」のFire Strike V1.1の動作はやはり厳しいが、Sky Diver V1.0はなんとか動かすことが可能だ。
思ったよりも動く? 3Dゲームのパフォーマンス
実際の3Dゲームでのパフォーマンスを見るために、国産MMOの定番タイトル「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」を試してみよう。苦戦が予想されたが、結果としては思いのほか快適に動かすことができた。さすがに1920×1080ドット(フルHD)の最高品質では"やや重い"になってしまうものの、標準品質では"普通"、1280×720ドットまで落とせば"快適"以上の評価を得ることができる。インテル HD グラフィックス 5500は、軽めの3Dゲームであれば十分遊べる処理能力を秘めていそうだ。
モバイルノートに求められる要素を網羅したmouseブランドの中核機
マウスコンピューターの「LB-J770X-SH2」は、Windows 10を搭載した13.3型のモバイルノートPCだ。インテルのCore i7による高い処理能力とSSDの転送速度によって、快適な操作感を実現している。またデュアルストレージの採用により、SSDの欠点である容量の物足りなさを克服している点にも注目したい。別途ディスクリート型GPUこそ搭載していないものの、最新の3Dゲームをプレイしないのであれば、むしろ省電力の観点からもこの仕様はモバイルノートとして正しいはずだ。こういった過不足ないスペックが11万円台(税込)~で購入できるのは、ビジネスユーザーにとってもありがたいところ。「LB-J770X-SH2」は、PCを持ち運ぶ必要のあるユーザーに幅広くお勧めできる、mouseブランドの中核的モバイルノートといえそうだ。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
型番 | LB-J770X-SH2 |
ディスプレイ | 13.3型フルHDノングレア液晶(1920×1080) |
CPU | インテルCore i7-5500U |
メモリ | 16GB PC3-12800 DDR3L SODIMM |
M.2 SSD | 256GB(M.2規格/SerialATA 接続) |
HDD | 500GB SerialATAII 5400rpm(SerialATAIII 接続) |
チップセット | - |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 5500 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN |
インタフェース | USB 3.0×1(左側面×1)、USB 2.0×2(右側面×2) |
サイズ | W326×D231×H23.6mm(折り畳み時) |
重量 | 約1.4kg |
バッテリー駆動時間 | 約5.6時間 |
価格 | 104,800円(税別) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2016/5/11(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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