無線だけでなく、有線LANにも対応
ここからは「ADS-3600W」のスペックや機能について、もう少し細かく見てみよう。本体サイズは幅306×奥行き258×高さ250mmで、重量は4.55kgだ。接地面積は比較的コンパクトなので、置き場所に困ることはないだろう。対応原稿サイズは最大A3まで。ただしA4より大きい原稿については、折りたたんだ状態でキャリアシートに入れてスキャンする必要がある。この場合、スキャンされた表裏のページは自動的に1ページに合成されるので手間がない。
ADFには、A4用紙を最大50枚セットできる。両面スキャンに対応しているので、一度に表裏100ページの原稿を読み取り可能だ。インタフェースとしては、USBメモリー接続用のUSB2.0端子とPC接続用のUSB3.0端子、1000BASE-T対応の有線LAN端子を用意している。オフィスによってはセキュリティなどの理由から無線LANではなく有線LANを利用していることもあるが、有線と無線に対応する「ADS-3600W」ならどのような環境でもスムーズに導入可能だ。
PCを使わずともスキャン可能
ひと昔前のスキャナはPCと接続して使うものであったが、最近は事情が変わってきている。いわゆる”PCレス”での活用だ。「ADS-3600W」ではスキャンした資料をPC以外のさまざまなデバイスやストレージに保存することが可能となっている。
たとえばスマートフォン/タブレット向けの専用アプリ「Brother iPrint&Scan」を利用すれば、スキャンした文書をモバイル端末に保存できる。PCから離れた場所にいても、普段使っている端末から手軽にスキャンできるのは非常に便利だ。
またスキャンした文書を「ADS-3600W」から直接メールに添付して送信したり、USBメモリーに保存したりもできる。頻繁に利用するならお気に入り登録しておくと、ワンタッチで一連の作業を済ませられるので便利だ。
さらに各種クラウドサービスへのアップロードにも対応している点も見逃せない。ほかのメンバーと文書を共有したり、外出先から文章を確認できるなど、さまざまな活用法が考えられる。
もちろん、PCからの詳細設定にも対応している。付属の「Control Center 4」を利用することでスキャン設定を細かく設定できるほか、無料で同梱されている「やさしく名刺ファイリングエントリー4」や「ABBYY FineReader Pro」などのソフトを使えば、面倒な文書/名刺の管理も手軽に行える。
以上の説明で、「ADS-3600W」があらゆるシーンで活用できるポテンシャルを持っていることをおわかりいただけただろう。さて気になる価格についてだが、基本はオープンプライスで、メーカー公表の参考価格は78,000円前後とされている。同クラスの性能(50枚/分の読み取り速度、有線LAN標準、タッチパネル)を持つ他社製品が十数万円することを考えれば、コストパフォーマンスは高い。ビジネスでの利用はもちろんのこと、個人向けとしてもバリューの高いモデルだ。大量の紙資料を効率よく電子化したい人に、強くおすすめしたい。
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