道具と洗剤の力だけで固いカルキ汚れもスッキリ
そして「流し台、シンク」。アンケートでも「水垢が取れない」(男性・31歳・農林・水産)、「普段掃除したつもりでも、改めて見ると汚れが目立つ」(男性・51歳以上・その他)、「毎日使うのでキレイに保てない」(女性・24歳・食品・飲料)といった意見が目立った。
水回りの天敵“水垢”を前に、木村さんが使ったのは、水垢用洗剤「茂木和哉」と、手袋タイプで細かな部分を磨きやすい「あっちこっちおそうじ手袋」とゴム手袋。まず、直接汚れに洗剤をつけたら、指でゴシゴシして、汚れを分解していきます。「スポンジより、手袋の方が指を使える分、汚れを搔き取りやすいです。ただ、弱酸性によってカルキは多少柔らかくなりますが、クロスやスポンジで落とすのには限界があります」。
そこで登場したのが、店頭で購入可能なステンレス製のへら。「歯科医で口の中の歯石を取るみたいに、へらで汚れを削り取っていきます。手順としては、洗剤を塗布してつけ置きます。そして酸と中和することで汚れがふやけるので、汚れが柔らかくなったらはがす……。こうすることで、力を入れずに、道具と洗剤の力だけで固いカルキ汚れを落とすことができます」。
さらに、もうワンポイントとしては、水で洗い流す時。水が残るとさらなる水垢の原因になってしまうこともありますが、木村さん曰く「蛇口の周りにタオルなどで土手をつくってください。こうすれば水が広がることもなく、周囲のボトル類もぬれません」。
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取材を通して、すぐにでも掃除がしたくなる衝動に駆られた一同。最後に、木村さんにお掃除を楽しむためのコツについて聞いてみた。
「お掃除って『これでいいのかな?』というゴールがわかりづらいもの。なかなか満足感を得られずに、ストレスを感じている方も多いと思います。でも、必要最低限の知識さえ身につけておけば、理にかなった方法で、知恵の輪がすっと取れるみたいに汚れも落ちるんです。すると好きとか嫌いじゃなく、お掃除が楽しいものになるはずです。そして、汚れを確実に落とせるスキルと自信があれば『今日は無理だけど、今度の日曜は時間があるからそのときにやろう』と、汚れに対して“見てみぬふり”ができるようになると精神的な負担がなくなり、すごく楽になると思います」
ただ一方で、「一気にすべてをキレイにしようとしないことも大事です」と語る木村さん。「1から10までの基礎が分かった人は、そのうち『これだけはやっておこう』というコツがつかめてくるはず。例えば『ここをちょっと拭いておくだけで楽になるはずだわ』って自分で答えが導き出せるようになっていきます。年末に限らず、年間を通してお掃除を小分けにしたほうがいいですね」。
編集スタッフもお掃除に挑戦!
今回木村さんから教わったお掃除方法を編集部に戻ってからすぐに実践してみた。その結果、水垢だらけのシンクがピカピカになった。お掃除がこんなに楽しいだなんて…スタッフ一同感動である。
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いかがだっただろうか? 敵となる汚れの性質を掌握して、然るべき戦略と技術を駆使して打ち勝つこと――。コツさえつかめば、ゲーム感覚で楽しめる奥深い掃除の世界。それぞれの汚れに合わせたグッズを使い分け、お掃除をトコトン楽しんでみるのもいいのかもしれない。
落ちにくい水垢や油汚れでお困りの方は、東急ハンズのお掃除グッズコーナーに足を運んでみてほしい。なお、東急ハンズの店舗情報についてはコチラからチェックしよう。
木村さんプロフィール
クリスタルミューズ
お掃除オーガナイザー/木村 由依
「お掃除や片づけ(ライフオーガナイズ)のサービスを通じ、生活される方にとって、その住宅での暮らしやすさや使いやすさを導き出す提案しています。お掃除講座では一生役立つ掃除の基礎を学び、受講したその日からこれまで面倒に感じていたお掃除が楽しいと感じる変化を実感できます。」
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