最小サイズ侮るなかれ! 全GPU搭載可能なゲーミングPC「LITTLEGEAR」の秘密を検証

定番ベンチマークで性能を確認

最後に、ベンチマークテストにて「LITTLEGEAR i310GA1」のゲーミング性能を測っていくことにしよう。まず初めに、PCの総合的な性能を測るFutureMarkの「PCMark 8」の結果だ。CPUに最新のCore i7を搭載しているため、全体的なスコア"4116"と文句なし。そして、GeForce GTX970によってCasual Gamingのスコアも"104.5fps"と非常に高い。一般的なオフィス用途やネット閲覧で不満に感じる点は、ほぼないだろう。

続いて、3Dベンチマークの定番、「3DMark」を試していこう。Fire Strikeで"9802"と高い結果を出しているのはもちろんのこと、解像度の高いFire Strike Extremeにおいても"5025"と満足のいく数値が確認できる。4K(3840×2160)でテストが行われるFire Strike Ultraでは"2579"とさすがに苦しさも見えるものの、こちらのテストはフラグシップGPUでもきつい内容のため、健闘しているとみていいだろう。

国産ゲームのベンチマークで4K(3840×2160)を試す

次に、国産MMO RPGの定番タイトル2本のベンチマークテストだ。一つは「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」、もう1つは最近のバージョンアップでインタフェース含め4Kに正式対応した「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」。アッパーミドル以上のGPUならば、最高設定でも余裕でフルHD(1920×1080)を動作させられるタイトルなので、今回は4K(3840×2160)でのテスト結果も見てみよう。

	スコア	評価
1920×1080	10775	非常に快適
3840×2160	3178	やや快適

	スコア	評価
1920×1080	18410	すごく快適
3840×2160	11477	すごく快適

フルHDでのベンチマーク結果は、それぞれ"非常に快適"、"すごく快適"と申し分ない。安定したFPSが欲しいレイドボス戦においても、処理落ちの心配なくゲームを楽しめることだろう。4Kでは、ファイナルファンタジーXIVは徐々に処理が重くなる感じだ。評価は"やや快適"なので、通常フィールドや少人数のバトルならば問題ないだろう。ドラゴンクエストXは4Kでも"すごく快適"をしっかり維持可能。この冬、最高の画質でドラゴンクエストXを楽しみたいのであれば、ゲーミングPCと4Kディスプレイで決まりだ。

持ち運びも可能なハイエンドゲーミングPC

PCゲーム市場は、現在急速に広がっている。その大きな要因は、1つがe-Sports、もう1つがこれから台頭してくるであろうVRヘッドセットへの対応だ。これからのPCゲームを気軽に楽しむには、省スペースなPCが最適だろう。「LITTLEGEAR」は、ゲーミングPCに必要とされる性能を維持したまま、省スペースかつ持ち運びを可能にしたモデル。コンパクトケースの泣き所であった冷却性能の限界を克服したことで、これまでミドルタワー以上のモデルを選んでいたユーザーにも安心してお勧めできる。ゲーミングPCをより身近にする製品として、「LITTLEGEAR」は新たなスタイルを築いていくことになりそうだ。

標準スペック

メーカー	マウスコンピューター
型番	LITTLEGEAR i310GA1
CPU	Intel Core i7-6700 プロセッサー
メモリ	8GB　PC3-12800 DDR3L
HDD	1TB SerialATAIII 7200rpm (6Gbps/ SATAIII接続)
チップセット	Intel H110 Express (Mini ITX)
グラフィックス	GeForce GTX 970
OS	Windows 10 Home 64ビット
インタフェース	DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1、DVI-HDMI変換コネクタ付属、USB 3.0×4(背面×2、前面×2)、USB2.0×4(背面×4)等
本体寸法 幅×奥行き×高さ(mm)	178×395×298 (本体ケースのみ)、178×395×330 (ハンドルを含む)、178×420×330 (光学ドライブ使用時)
重量	約7.6kg
価格	129,800円(税別)

価格・構成については、記事掲載時点の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

(マイナビニュース広告企画：提供 マウスコンピューター)

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