メンテナンス製の高い筐体と最新のPCスペック

続いて本体内部と本機のスペックを確認しよう。ネジを外し、筐体を覆う金属カバーをスライドさせることで内部にアクセスが可能となる。各パーツはコンポーネントごとに簡単に取り外しが可能な作りとなっており、メンテナンス性は非常に高い。CPUには、Intelの第5世代Coreシリーズの4コア/8スレッドCPU、"Skylake"こと「Core i7-6700」を採用。定格クロック3.4GHz、ターボブースト時にはなんと4.0GHzで動作する。小型ケースにクロックが高いCPUを搭載しているため発熱が懸念されるところだが、マザーボード自体にはヒートシンクが取り付けられている。このヒートシンクをケース前面ファンで冷やすことで、効率よく熱を拡散させている。

「FMV ESPRIMO WD2/W」のカバーを外したところ。一般的なATXとは違うフォームファクタが採用されている

ドライブベイを立てたり、マザーボードをベースごと外したりと、コンポーネントごとに取り外しが可能

搭載されているマザーボード。写真右側のヒートシンクの下にはCPU「Core i7-6700」が搭載されている

CPUの熱は、ケース前面に取り付けられたファンで冷却が行われる。外部から直接空気を取り込んでしっかり冷却できる

グラフィックスカードは「NVIDIA GeForce GTX745」。ライザーカードによってカードの向きを変更する形で拡張スロットに搭載されている。グラフィックスカードを搭載しているスロットの他に、PCi-Express×1形状のスロットに一基の空きが確認できる。メモリは、第5世代Coreシリーズで新たに採用されたDDR4だ。従来のDDR3よりもメモリ帯域幅などが向上しており、データ転送速度が向上している。仕様機では8GB×4、計32GBもの容量が搭載されていた。

ライザーカードを介して、マザーボードと平行に接続されているグラフィックスカード「NVIDIA GeForce GTX745」

第5世代Coreシリーズで採用された新規格、DDR4メモリを搭載。データ転送速度が従来よりも向上した

ストレージは512GBのSSDだ。HDDと比べて圧倒的にランダム読み書き性能が高いSSDは、PCの体感速度向上に大いに役立つアイテムだ。光学ドライブには、9.5mm厚のスリム型ブルーレイマルチドライブを採用。ブルーレイディスクビデオの再生はもちろん、BDXL書き込みにも対応しており、大容量ファイルのバックアップにおいても活躍するだろう。

ストレージにはSSDを採用。HDDよりも格段にランダムアクセスの速いSSDは、体感速度を大きく引き上げてくれる

搭載されているSSDを「CrystalDiskMark 5.0.2」でテストしたところ。HDDとは比較にならないスピードを実現している

BDXL書き込みに対応したスリム型ブルーレイマルチドライブを、マウンタを介して5インチベイに搭載

実用性の高いソフトを厳選してインストール、必要に応じて追加も可能

プリイントールされているソフトは、いずれも実用性の高いものが中心となっており無駄がない。特に入っていてうれしいのが日本語入力のロングセラー製品「ATOK」。優れた推測変換機能や、入力支援や校正支援により、購入してすぐ快適な日本語入力が行える。またMicrosoft Officeは、必要に応じて必要な分だけ、「富士通WEB MART」にて追加が可能。

さらに写真や動画の編集に便利な「Corel Digital Studio for FUJITSU」やブルーレイディスクの再生ができる「Corel WinDVD」、ハガキ作成ソフトの定番「筆ぐるめ」など、年末年始に役立つソフトもしっかり搭載している。またFMVを自分専用のクラウドドライブにしてしまう個人向けクラウドサービス「My Cloud(マイクラウド)」に対応している点も魅力。わかりやすい富士通のサポートを受けながらクラウドサービスを利用することが可能だ。

賢い変換と数多くの入力支援によって快適な日本語入力が行える定番ソフト「ATOK」

富士通の個人向けクラウドサービス「My Cloud(マイクラウド)」に対応、わかりやすい操作でクラウドを利用できる

スペックを自由に選べるPC本体・ディスプレイ分離型

PC本体・ディスプレイ分離型を採用した富士通のDHシリーズは、一見すると昔ながらの古い形式にも見える。しかしこのような分離型が長く使用されていることにはやはり意味がある。

PC本体・ディスプレイ分離型を採用した富士通のDHシリーズ

ひとつ目は、構成を自由に変更できること。BTOにおいてはケース上の制約が少ないため、高性能なCPUやストレージなどを搭載することが可能だ。またディスプレイを自由に変えられるため、必要に応じた解像度を選択することができる。2つ目は、分離していることで設置の自由度が上がること。PC本体を机の上に置かずとも済むため、ノートPCや一体型PCでは置けない場所におくことが可能だ。さらに、無線キーボード&マウスを利用してディスプレイから離れて操作することもできる。

見た目としてはイマドキではないかもしれないが、スペックを自由に選べるその実用度の高さは折り紙つき。PCを知り尽くしている富士通だからこそ、このようなPCの根強い需要に応えることができる。例えば、画像・動画編集を快適にしたい方や、PCでゲームを遊びたいという方には、うってつけのモデルとなる。興味を持った方は「富士通WEB MART」にて、ぜひDHシリーズのカスタマイズを試してみてほしい。

(マイナビニュース広告企画:提供 富士通)

[PR]提供:富士通