ブラザーならではの注目製品たち

ここからは、その他の取り組みについて紹介していこう。「店舗」ゾーンでは、オリジナルデザインのテープを作れる「テープクリエーター TP-M5000N」が展示されていた。リボンや、粘着性のテープに好きな文字やデザインを印字できる製品。雑貨店、カフェ、オフィス、ブライダル、フラワーショップなどで、様々な用途で利用できそうだ。

オリジナルテープを作成できる「テープクリエーター」

PCでデザインを決めると、あっという間に印刷が完了する。マイナビニュースのリボンを作成してもらった

ミシンとプリンターの技術が融合した、カッティングマシン「ScanNCut CM110」の展示も。厚紙や布、シールの台紙、薄手のコルクなど、素材を選ばず自由自在に切り抜ける。搭載のタッチ対応カラー液晶によって、カットの大きさや位置など、直感的な操作で変更できる。スキャナーを内蔵しているため、まだ切り抜かれていない余白を再利用することも可能。担当者の話では、現在、幼稚園からの引き合いが多いという。

ミシンとプリンターの技術が融合した、カッティングマシン。ミシンもプリンターも取り扱う、ブラザーならではの製品と言えるだろう

このほか「店舗」ゾーンではiPad POSシステムと連携し、店舗業務帳票や商品バーコードラベルが発行できるプリンター「QL-700」や、バーコードリーダーと連携できる小型の感熱ラベルプリンター「TD-2130NSA」などが紹介されていた。「医療」ゾーンに展示されていたA4カラーレーザー「HL-L8250CDN」は、日医標準レセプトソフトORCAに対応した製品で、"処方箋"の印刷が可能。「物流」ゾーンでは、大量のはがき印刷に対応したEF-S7(HL-S7000DN専用大容量給紙装置)などが紹介されていた。

バーコードリーダーと連携できる感熱ラベルプリンター「TD-2130NSA」。アパレル、携帯ショップ、大手通販サイト、イベント会場などで活用できる

会場には、2015年夏、ブラザーから発表されたヘッドマウントディスプレー「AiRScouter WD-200A」(業務モデル)も展示されていた。両手が塞がるようなシチュエーションでも、目元にある高画質な液晶ディスプレイで必要な映像を確認できるのが特長。ブースでは、オフィスエフエイ・コム社の倉庫管理システム「WAREHOUSE」と連携することで、倉庫でのピッキング作業が効率的に行えると紹介されていた。

ヘッドマウントディスプレーAiRScouter WD-200Aを使えば、倉庫でのピッキング作業も効率的に行える

中村ブラザーとの縁

ブラザーでは、今年もイメージキャラクターとして、歌舞伎役者の六代目・中村勘九郎さんと二代目・中村七之助さんの兄弟を起用している。ブラザー(兄弟)にかけた、単純な洒落である。だがここには、ブラザーと中村屋を結ぶ不思議な縁が。

時代は寛永元年(1624年)にまでさかのぼる。江戸・京橋には歌舞伎役者の初代・中村勘三郎が創設した"中村座"という劇場があった。その跡地には現在、「江戸歌舞伎発祥の地」の記念碑が建っている。さて、寛永元年から時代を下ること約400年。その石碑の脇にいま建っているビルこそ、ブラザーの東京支社なのだ。

ブラザー東京支社の様子(写真左)。矢印の先に「江戸歌舞伎発祥の地」の記念碑がある。毎週、ブラザーの社員が掃除をしているそうで、なるほど石碑は綺麗に保たれていた

Brother World JAPANの会場には、関西で公演中の2人から、ビデオメッセージが届けられた。「歌舞伎の伝統を守りながらも常に新しい表現を模索し、それにチャレンジすることの難しさと、大切さを日々感じています」「ブラザーグループも100年を超える伝統の上に、常にパートナーの皆様とお客様の満足の向上を目指して今後もチャレンジを続けてまいります。皆様のご商売を鮮やかに彩る、中村兄弟とブラザーを今後ともよろしくお願い致します」と語る2人。ブラザーの想いを代弁するものと言えるだろう。

PRIVIOシリーズの新製品のCMに合わせた、鮮やかな衣装でビデオメッセージに登場した中村ブラザーの2人(写真中)

(マイナビニュース広告企画:提供 ブラザー販売)

[PR]提供:ブラザー販売