ゲーミングPCとして使ってみよう

NEXTGEAR-MICRO im550BA15-SP2はMOBA系ゲーマー向けのPCではあるが、Core i5にGTX 950を搭載したバランスの良いスペックなら、MOBA系以外のゲームも十分楽しめるはずだ。

まずは「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」公式ベンチを見てみよう。描画モードはDirectX11、画質は"最高品質"、解像度は1920×1080ドットで検証する。

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」のベンチマーク結果

GTX 960など上位GPU搭載マシンより下のスコアになってしまったが、それでもスコアは6000ポイントオーバー。フルHD&最高画質で魔法のエフェクトや遠景の表示を省略することなく快適に遊べるだろう。

続いては「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」を使う。最新ゲームだが描画エンジンの設計がいいのか、リアリティのある画面ながら動作は非常に軽快だ。解像度は1920×1080ドットのみだが、デフォルトの画質と最も重くなるような設定の2通りで計測する。テストはアフガニスタンのフィールドを移動する際のフレームレートを「Fraps」で計測した。

「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」のフレームレート

最高画質でも快適に遊べるが、所々でわずかなカクつきが発生する。だがデフォルトの画質に設定すれば、ほぼ60fps張り付きとなった。本機はFF14やメタルギアなどの軽めのゲームを遊びたい人には、ちょうどいいあんばいのマシンなのだ。

もう一つ、大人気のうちにβテストが終わったStar Wars バトルフロントでのパフォーマンスも気になるところだ。ソロプレイ用のミッションを3ステージ分プレイしたときのフレームレートを「Fraps」で測定する。解像度は1920×1080ドット、画質はプリセットの「Ultra」および「Mid」で比較した。

「Star Wars バトルフロント」のフレームレート

最高画質だとさすがにfpsが低くなるが、それでも30fpsは維持できているためプレイそのものは可能。だが画面を所狭しと動き回るダース・ベイダーやルーク・スカイウォーカーと渡り合うには画質を中程度に下げるといいだろう。もちろんテストはβ版で行っているため、11月に出る予定の正式版とは若干変わる可能性はある。