ストレージインターフェースは多彩だ。マザーボードの右下にはSATA3.0コネクタ×6を備えており、SATA Express×3との共有端子として利用可能。さらに、ASMediaのASM1061チップを利用したSATA3.0コネクタ×2も搭載している。また基板上には、PCI-Express x4(Gen.3)接続されるM.2ソケット×2を搭載し、RAIDにも対応している。32Gb/sの帯域を利用できるこのコネクタを利用すれば、SSDの次世代接続規格「NVMe」に対応した超高速ストレージを接続できる。

チップセットが管理するSATA3.0×6、ASMediaのASM1061チップが管理するSATA3.0×2を搭載し、SATA Express×3に対応できるストレージインターフェース

基板上には32Gb/sでアクセスできるM.2スロット×2を搭載。RAIDにも対応しており、NVMe等に対応した超高速ストレージを搭載可能だ

高品質オーディオ回路とAmbient LED

オーディオチップには、SN比115dBを実現したRealtekのALC1150を採用。さらにALC1150チップを金属でシールドしたうえ、オーディオ専用のコンデンサを搭載し、高音質を実現している。またオーディオ回路はマザーボードの他の回路から切り離されているため、ノイズの影響を最小限に抑えることができる。なおこの基板上の分離ラインにはLEDが埋め込まれており、電源投入時には金色(黄色)に光る。このLEDの点灯・点滅パターンはUEFI-BIOSや、Windows用の専用ユーティリティ「Ambient LED」から変更も行える。

SN比115dBを実現したオーディオチップ「ALC1150」を金属でシールドし、さらにオーディオ専用のコンデンサなどを登載し、高品質な音声出力を実現した

オーディオ回路とマザーボードの他回路との分離ラインにはLEDが内蔵されており、電源を投入すると金色(黄色)に輝く

また、GIGABYTEの信頼性の証ともいえるDualBIOSも当然搭載。メインBIOSとバックアップBIOSという2つのBIOSチップを搭載し、メインBIOSになんらかの問題が発生した際にはバックアップBIOSからBIOSを復旧させるという、人気の機能だ。DualBIOSに関して詳しく知りたい方は別稿を参照してほしい。

メインBIOSの内容をバックアップし、いざというときに自動的に復旧してくれるGIGABYTE伝統の機能「DualBIOS」ももちろん搭載している

BIOS画面は2種類から選択でき、自動オーバークロック機能も搭載

UEFI-BIOS画面は、従来のBIOSのような画面と、HD解像度にも対応した新しいUEFI画面の2種類から、個々のユーザーにとってわかりやすい方を選択できる。初めに表示されるスタートアップガイド画面から、右に移動すると旧来のBIOS画面に、左に移動するとUEFI画面へと切り替わる。

デフォルト設定では、初めにスタートアップガイド画面が表示される。慣れ親しんだ英語表記から、日本語表示に変更することも可能だ

スタートアップガイド画面から右に移動すると、キーボードでのオペレーションを前提とした見慣れたBIOS画面で設定が行える

スタートアップガイド画面から左に移動すると、動きのある画面構成が印象的な、最新のUEFI画面へと移行する

HD表示に切り替えると、画面の周囲にCPUやシステムなどのステータスをリアルタイム表示させながら操作が行える

ハードウェアのみならず、BIOS上のオーバークロック設定も豊富に用意されている。「CPU Upgrade」にはSkylake-Sを気軽にオーバークロック設定があらかじめ用意されており、オーバークロックの知識が無くとも気軽に試してみることが可能だ。またオーバークロックメモリの規格Extreme Memory Profile(X.M.P.)にも対応しているため、X.M.P.に準拠したメモリを購入すれば、プロファイルを選択するだけで簡単にメモリのオーバークロックを試すことができる。

CPU Upgradeには、Skylake-Sのオーバークロック設定があらかじめいくつか登録されており、設定を選ぶだけでオーバークロックが楽しめる

実際にCore i5-6600Kを搭載してCPU Upgradeをためしたところ、特に問題もなく4.4GHzのオーバークロックを実現できた

Extreme Memory Profile(X.M.P.)に対応したDDR4-3200メモリを搭載してみたところ。プロファイルを選択するだけで、簡単に3200MHz動作が行えた

Intel製コントローラを多用したSkylake世代の模範的マザー「GA-Z170X-UD5」

「GA-Z170X-UD5」は、Z170 Expressを搭載し、Skylake-Sに対応した最新のプラットフォームだ。オーバークロックや高品質サウンド設計などのマニアでも唸る機能、M.2やSATA Express、USB3.1などの最新規格を搭載しながらも、USB3.1やギガビットLANには安定性を重視したIntel製コントローラを採用するという、質実剛健の内容となっている。オーバークロックで高性能を狙いたい人にも、安定したWindows 10環境を構築したい人にもうってつけなこの「GA-Z170X-UD5」は、Skylake世代の模範的なマザーボードといってよく、Z170 Expressの鉄板となる可能性を十分に秘めている。SkylakeことCore i7-6700K/i5-6600KでPCを自作する予定の方は、ぜひ「GA-Z170X-UD5」を選択肢に加えてほしい。信頼性の高いパーツ群と設計により、きっと長く使えるマザーボードとなるはずだ。  

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(マイナビニュース広告企画:提供 GIGABYTE)

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