メンテナンスを考慮した内部構造
内部構造は、故障時などのメンテナンスを簡略化するため、独自の工夫が施されている。5インチベイおよび3.5インチベイは横位置になるよう稼働させることができ、ケースを開けた状態ならば開いた状態で固定することが可能。電源は250Wとなり、メモリは4GB×4、計16GBが搭載されていた。ドライブはベイごと取り外すことができ、交換も簡単だ。グラフィックスカードはライザーカードを利用することでPCI-Expressスロットの向きに対して直角に取り付けられており、またライザーカードにはPCI×1の空きスロットが用意されている。
自由にカスタマイズできるPCスペック
ここで「ESPRIMO D583/K」試用機のスペックを確認しておきたい。CPUにはIntelの4コアモデル「Core i5 4590」が搭載されており、定格で3.3GHz、ターボブースト利用時には最大3.7GHzもの高クロックで動作する。グラフィックスカードには前述したとおりNVIDIAの「GeForce GT 635」を採用しているため、GPU演算に対応したアプリケーションなどで高速化が期待できそうだ。光学ドライブには薄型のDVDスーパーマルチドライブを採用し、HDDは500GBを搭載している。
とはいえ、このスペックはあくまでカスタマイズを行ったもの。実際に購入する際には、「富士通 WEB MART」にてさまざまな仕様にカスタマイズ可能だ。またデスクトップのみならず、ノートブックやタブレット、サーバなど、求める用途に沿った多種多様な製品が用意されている。わけあり品やアウトレット品などをお得に購入することもできるので、こまめにチェックしたい。
一括保守管理にも対応できる富士通の法人向けデスクトップPC
ここまで確認した通り、富士通のESPRIMO Dシリーズは合理的な設計と低消費電力が魅力となる法人向けコンパクトデスクトップPCだ。今回はハードウェアを中心に見てきたが、本シリーズはソフトウェア面でも様々な特長がある。例えば管理面にその一端が見える。ドライバやBIOSのアップデートを自動で行える「UpdateAdvisor」がプリインストールされており、且つシステム一括導入&バックアップが行える「SystemcastWizard Professional」をカスタマイズできたりなど、保守管理への対応も手厚い。PCの導入を検討している企業の方は、ぜひ一度富士通の法人向けPCラインナップを確認してみてほしい。
(マイナビニュース広告企画:提供 富士通)
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