一方、「あなたの好きな『アカギ』の登場人物は?」と尋ねると「アカギ」が80%とほかを寄せ付けぬほどの圧勝。次いでニセアカギ(平山幸雄)の11.0%。ニセアカギは、一瞬見ただけですべての牌を覚える記憶力と計算力で戦い、勝負に行く手でも一ミリでも危ないと感じたら降りる安定したスタイルの勝負師。登場人物はそんなニセアカギに対し、理に頼らず直感で勝負するスタイルのアカギと比べ「勝負師として重要ななにかが欠けている」と失望の声をかけることも。
ギャンブルではないお遊びでも腕を一本かけようとするアカギに、「無意味な死はゴメン」とニセアカギが反抗すると、「その無意味な死こそがギャンブルなんじゃないの」とアカギは返す。ニセアカギは一度もアカギと対局するチャンスに恵まれなかったが、作中では徹底してアカギとの対比で描かれていることがわかる。アカギを理解したかったらまずニセアカギに注目すべきだ。
そして、「あなたの好きなアカギの台詞は?」という問いでは、「面白い……狂気の沙汰ほど面白い……!」が33.7%、「死ねば助かるのに……」が26.3%、「倍プッシュだ……!!」が26%となった。 これらすべてシチュエーションは違うが、本質的なところでは同じ台詞ともいえる。
「面白い……狂気の沙汰ほど面白い……!」は、ヤクザから実弾の入った拳銃を口に押し当てられロシアンルーレットをするときに発した一言。
「死ねば助かるのに……」は、300万円(現在の紙幣価値で3000万円)の借金を返すために麻雀をしている南郷に対し放った言葉。実際に死ねば楽になるということではなく、守りの麻雀をしている南郷へ、“死ぬ気で攻めなければ勝てない”という意味。ちなみに、このときのアカギはまだ麻雀を知らない13歳の少年で、これが初登場、初台詞だった。
「倍プッシュだ……!!」は、裏プロの矢木に勝利し、大金を得たあとに今までの賭け金すべてを乗せ、勝負を続行しようとするアカギ。何度も倍プッシュをし、対戦相手を変え最終的に大勝利を収める。だがアカギは目の前の大金にはまるで興味がなく、命がけの勝負ができないことの方を残念がる。
つまり、作中で描かれるアカギは常に死を恐れない、いわゆる死にたがりの狂人だ。毎回自らが死ぬにふさわしい場所、対戦相手を探し続けている。そんなアカギが現在、死ぬにふさわしい相手として戦っているのが鷲巣巌だ。
いかがだっただろうか? BSスカパー!にて、7月17日(金)毎週夜9時からスタートする連続ドラマ「アカギ」(第1話無料放送)では、血液と金を奪い合う「鷲巣麻雀」を描いていく。
ドラマ内でどのようにアカギたち登場人物の狂気を表現していくのか。地獄で閻魔大王相手に戦う津川雅彦の姿を見ることは出来るのか……。なお、ドラマ公式サイトでは人物相関図、番組紹介ムービーなどのほかアカギ役・本郷奏多の出演作品やVシネマ版・TVアニメ版の「アカギ」、麻雀関連番組が多数紹介されている。放送前に各情報をチェックしておこう!
(マイナビニュース広告企画:提供 スカパー!)
[PR]提供:スカパー!