現在「近代麻雀」にて連載中、シリーズ累計発行部数1000万部を突破した福本伸行による大人気麻雀漫画「アカギ~闇に降り立った天才~」(竹書房刊)が、BSスカパー!でオリジナル連続ドラマ第3弾「アカギ」として初の連続ドラマ化。7月17日(金)21:00から放送される(全10話)。第1話は無料放送(再放送含む)。赤木しげる役は本郷奏多、鷲巣巌役は津川雅彦が演じている。
今回は「アカギ」ドラマ化を記念し、「アカギ」が好きなマイナビニュース会員300名を対象に「アカギ」にとって欠かすことのできない“麻雀”や“「アカギ」の台詞や名シーン”についてのアンケートを実施。1992年の連載開始から年齢、性別問わずに愛され続けている「アカギ」の魅力に迫る。 ※本文・画像内に出てくる台詞はすべて「アカギ~闇に降り立った天才~」「天 天和通りの快男児」(両作品とも、竹書房「近代麻雀コミックス」刊)からの引用です。
原作「アカギ」は29巻まで続いている。現在の相手は鷲巣巌。振り込んだり、ツモ上がりされたら血液を抜くという特殊ルール麻雀「鷲巣麻雀」でいまも対戦中だ。なんとこの「鷲巣麻雀」、原作8巻から現在最新刊の29巻まで、実に17年以上も繰り広げているのだ! それなのに作中では一晩も経っていないのだが……。 ちなみに筆者が「アカギ」を読みだしたのはちょうど「鷲巣麻雀」がはじまったあたり。あの時は小学生だったが、もうすっかりアラサーになってしまった。還暦を迎えるまでには決着するだろうか……。
さて、主人公アカギはチキンレースや丁半博打などなにをやっても大勝を収めるほどのギャンブルの天才だが、メインのギャンブルはやはり麻雀。そこで、まず「麻雀で遊んだことがありますか?」という質問をしたところ、「はい」と答えた人は38.7%。実に半分以上もの人が麻雀で遊ばないが「アカギ」は読んでいるという結果に。
また、「はい」と答えた人に日々「どのくらい遊んでいますか?」と聞くと「数年に1回」と「年に数回」がそれぞれ43.1%、45.7%と、機会があれば牌を触る程度の人が多いといった印象だ。残念ながら「今もやりながらアンケートに答えている」といったジャンキーな人は居なかったが、「毎日」遊んでいる人がなんと一人! アカギですら毎日麻雀をしている描写はない、これは貴重な一票となった。
作中でアカギは“警察が雀荘に踏み込んでくる”、“対局相手の鷲巣が意識を失い、夢の中の地獄で鷲巣が鬼相手に大暴れする「鬼退治編」、巨大化した鷲巣が東京を歩きまわる「進撃の鷲巣編」が始まる。その間アカギの出番はなし”など様々なハプニングに見舞われている。
アカギほどの衝撃的な体験をしている人はまずいないだろうが、麻雀中に起きたハプニングやエピソードが多数寄せられているので紹介しよう。
「トイレに行っている間にほか3人が共謀して積み込み役満を出された」(男性・47歳・技術職)というまるで麻雀漫画のようなエピソードも。
「始めたてでルールがわからないまま適当に遊んでいたら緑一色(役満)ができた」(女性・24歳・営業職)
「小学生のときにビギナーズラックでいとこ達に大勝利した」(女性・27歳・事務系専門職)
これらは自分のハプニングではなく、対局相手にとってハプニングになったケースといえるだろう。麻雀の勝敗は運に左右されるところも多いので、ツキだけで大勝してしまうことがよくあるのだ。