バックパネルLEDによって接続端子を容易に視認可能
バックパネルのI/Oは、映像出力端子を搭載していないぶん、端子数が豊富だ。PS/2ポート×2、USB2.0×4、USB3.0×6、ギガビットLAN端子、光出力付きのHDオーディオを搭載。USB3.0ポートのうち1基は、CPUやメモリを取り付けずともUEFI-BIOSを更新できる「Q-Flash Plus」用端子となっており、ポートが白で塗装されている。また右端の金具は無線LANモジュールなどのアンテナ端子取り付け用スペースとなる。余裕のあるスペースを利用してPS/2ポートも2基備えている点も、キーボードに拘りのあるユーザーや古い入力デバイスを必要とする方にとってはうれしいポイントだろう。
ギガビットLANコントローラには、安定した動作と速度で人気の高いIntel製のI218Vを採用 |
チップセット内蔵USB3.0コントローラのほか、ルネサスのµPD720210を採用しており、多数のUSB3.0を同時に利用可能 |
ここで紹介したいのが、バックパネルLEDだ。本機に同梱されているアクリル素材のバックパネルには内部にLEDが埋め込まれており、バックパネル裏側から伸びるケーブルをマザーボードの専用端子に接続することで、バックパネルを輝かせることができる。一見イロモノに見えるこの機能だが、デスクトップPCは机の下に設置されることが多く、そうでなくとも壁に隣接することが多いもの。そんな周囲が暗い環境においても端子の判別が容易になるため、見た目の美しさもさることながら。実用性は非常に高い。初期設定では常時点灯状態となるが、ユーティリティソフト「Ambient LED」を利用すれば光り方を変えることも可能だ。
バックパネルから伸びるケーブルをマザーボードの専用端子に接続しておけば、内蔵されたLEDによりバックパネルが光る |
暗い場所でもこのように端子とマーキングがしっかりと確認できるため、ケーブルを挿しこむのも容易だ |
クオリティの高いサウンド出力を実現するオーディオ回路
近年マザーボードメーカー各社が力を入れているオンボードオーディオだが、GIGABYTEはその先駆者といっていいだろう。本機でもそのこだわりは健在で、Realtekの最新オーディオチップ「ALC 1150」を採用し、再生時SN比115dB、録音時SN比104dBを実現。またアナログ/デジタル間のノイズを抑止するためにオーディオ回路周辺のPCBを分離。この分離ラインは電源を入れるとイメージカラーであるイエローのLEDが輝くというギミックが施されている。さらに左右のオーディオ・チャンネルをPCB基板上の別層に配置し、クロストークの低減を行うなどの工夫も施されており、別途オーディオカードを用意しなくとも高品質なサウンドを楽しむことが可能だ。
GIGABYTEのマザーボードの定番機能となる「UEFI DualBIOS」も引き続き搭載。BIOS更新の失敗、思わぬ電源トラブルによってBIOSが破損した際に、このDualBIOSのお世話になった人は多いはずだ。DualBIOSがどのような動作を行うかは別稿を参照してほしい。
GUIスタイルとクラシックBIOSスタイルを切り替えられるUEFI-BIOS画面
UEFI-BIOSは、スタートアップガイド画面からHD表示に対応したGUIスタイルと、昔ながらのクラシックBIOSスタイルが選択できる。また英語表記以外の各国の言語にも対応しており、日本語表記も可能だ。GUIスタイルは解像度を活かした情報量の多さが特徴となり、CPUやメモリ、電圧の設定を行っている最中も常に各パーツのステータスを確認可能。クラシックBIOSスタイルはUEFI登場以前のBIOS画面と同じような構成で、どの項目を設定しているのかが分かりやすい。
メモリ耐性を向上させ、より安定度の増したハイエンドプラットフォーム
「GA-X99-UD4P」は、X99 Expressプラットフォームを安定して動作させることができるマザーボードだ。機能的にもGIGABYTEの最新テクノロジーを網羅しており、マルチメディア編集や3Dグラフィックス加工、最新ゲームを楽しむといった先進的な環境を求める方にうってつけといえる。メインストリームのCPUが性能よりも省電力を重視している傾向がある今、処理能力を優先したPCを組みたい方にとってX99 Expressプラットフォームの魅力はこれまで以上に増している。ハイエンド環境構築の際には、ぜひこの「GA-X99-UD4P」を選択肢の1つとして考えてみてほしい。
(マイナビニュース広告企画:提供 GIGABYTE)
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