プロゲーマーから見たゲーミングモニター「XL2430T」の魅力(前編) - 「DetonatioN BYCM」のDustelbox選手に聞く

「XL2430T」の機能を使いこなすDustelbox選手

──以前は「XL2420T」を使用されていたとのことですが、「XL2430T」ではどのような変化を感じましたか?

Dustelbox氏：まず、リフレッシュレート144Hzになって、120Hzよりもさらに敵の認識がしやすくなったことが大きいでしょう。120Hzの時点で性能的には十分と思われるかもしれませんが、144Hzのディスプレイを使用した後に120Hzに戻ると、やはり違和感がありました。FPSを頻繁にプレイされている方ならしっかり体感できると思います。リフレッシュレートが上がれば上がるほど、ゲーム内の空間がより現実に近づいていく感じがします。

2つ目は、「XL2430T」では、応答速度がさらに高速化し、新たに「ブレ削減モード」が採用されたことです。これらの機能によって残像感がXL2420Tよりさらに少なくなったと思います。また「Black eQualizer Dynamic」も必須です。以前よりもダイナミックに明るさが変化するようになりましたね。いまではどちらも欠かせない機能です。

Dustelbox氏：高速応答技術であるAMA(アドバンスト・モーション・アクセルレーター)は以前から愛用している機能ですね。「XL2430T」でもオンにして使用しています。またマウスの動きとディスプレイのラグを減らしてくれるインスタントモードもオンにしています。というか、オフにする理由がありませんよね。設定値がいくつかありますが、私は"プレミアム"です。"プレミアム"(1ms)では残像を感じるため"高"(2ms)にしている方もいらっしゃるようですが、私は気にしたことがありませんね。

Dustelbox氏：それから、しばらく使い続けてから気付いたことなのですが、目や体が疲れにくくなったと感じました。きっとこれは、フリッカーフリーの恩恵なのでしょうね。一日、8時間くらいゲームをプレイし続けることがありますが、疲れ方は大きく変わりました。FPSは特に疲れを感じやすいジャンルだと思いますので、眼精疲労を考慮した製品選びも重要になってくるでしょうね。

──手元で設定を変更できるOSDコントローラー「S.Switch Arc」は使用していますか?

Dustelbox氏：ゲームによって暗い場面の特性が違うので、「Black eQualizer Dynamic」の設定を変えプリセットにそれぞれを割り当てておき、ゲーム前に切り替えて使用しています。また最近は趣味で「H1Z1」というゲームをプレイしているのですが、明るいシーンと暗いシーンの差が激しいため、ゲーム中でも切り替えることがありますよ。現在は手動で変更していますが、ある程度設定が固まったら、ディスプレイパイロットソフトウェアで変更するように設定してもいいかもしれませんね。

液晶ディスプレイはFPSゲーマーにとって非常に重要なデバイス

──高解像度化など、現在のディスプレイ動向についての感想をお聞かせください

Dustelbox氏：解像度が高くなるに越したことはありませんが、当分はフルHD(1920×1080)でプレイすることになると思います。といいますのも、解像度が上がるということはその分PCへの負荷が高くなるということであって、フレームレートを維持するのが難しくなってしまうからです。PCのスペックが向上し、表示の遅れなどがなくなったら、2560×1440で144Hzを実現している「XL2730Z」などをぜひ使ってみたいですね。いま興味があるのは、ティアリングのない滑らかな映像を実現すると言われている、AMDのFreeSyncや、NVIDIAのG-SYNCといったテクノロジーです。

──最後に、プレーヤーの皆さんにメッセージがありましたらお願いします

Dustelbox氏：液晶ディスプレイは、FPSプレーヤーにとって重要なデバイスです。優秀なディスプレイを使うことで勝負に勝てる確率が上がるであろうことはもちろんですが、なによりゲームが楽しくなります。ストレスなくゲームをプレイできる環境を作ると、上達の速度もまるで変わってくるんです。これは恐らく、仕事としてゲームをプレイしている多くのプロゲーマーが同じように感じていることだと思います。BenQのXL2430Tは、先進のゲーマー向け機能によってプレイを支えてくれるディスプレイです。みなさん様々な環境でゲームを遊んでいると思いますが、ぜひ一度、液晶ディスプレイにこだわってみてください。

──本日は貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

(マイナビニュース広告企画)

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